トラブル

粗雑に固定、カタカタ揺れるパワコン、落下すれば電気的な事故も(page 3)

エネテク 第20回

2018/10/25 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 ビスで止めているといっても、エネテクによると、PCSが架台から浮いている状態で、そこにビスが添えてあるだけで、構造として意味が薄く、形を取り繕っているだけで、実質的には支えられていない状態という。この状態では、強風や地盤沈下、何らかの揺れの拍子に、簡単に地面に落下してしまうことが予想された。

 もし地面に落ちた場合、PCSに接続されている電線は引っ張られる。それによって電線が切断されたり、短絡した場合には、電気的な事故を招く恐れがある。

 太陽光パネルは、日中には発電し続ける。その送電先となるPCSが、粗雑な施工によって固定が不十分で、地面に落下した上、電線が短絡した状況でも、日射のある限りパネルからの直流の送電は止まらない。

 そのような危ない状況を招きかねない施工で、電気的な事故の発生や、火災といった周囲への被害を伴う事故の危険性さえあると強調している。

【エネテクによるトラブル・シューティング】
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