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徳島県、「ドローンと人手の差」を検証、メガソーラーの定期点検で(page 5)

撮影角度が発見しやすさに影響、コストも評価

2017/03/16 00:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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出力2MWで「コストはドローンが2倍高い」

 コストについては、人手の方が優位だった。和田島の出力2MWのメガソーラーにおけるドローン点検のコストは、人手に比べて約2倍になったという(図7)。

図7●コストはドローンの方が2倍高かった
図7●コストはドローンの方が2倍高かった
大規模になるほどドローンの効率が上がり、コスト差は縮まる(出所:徳島県企業局)
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 ただし、ドローンは広範囲を撮影するのに向くため、発電所の規模が大きいほど、人手との効率の差が広がり、このコストの差は縮小すると見ている。

 また、ドローンによる点検は、サービス事業者の拠点と、メガソーラーの立地場所との距離によっても、コストが変わってくる。ドローン操縦者の在住地や、機体の保管場所によって、移動費や宿泊費などが加算されるためである。今回は、関東に本拠を置く企業が担当した。

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