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JR前橋駅が「エコステ」に、太陽光と地下水でCO2削減

2019/05/30 12:20
工藤宗介=技術ライター
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「エコストリート」のイメージ
ウォータースクリーンを設置する(出所:JR東日本・高崎支社)
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「待合室」のイメージ
天井に地下水の放射熱を利用した冷暖房設備を導入する(出所:JR東日本・高崎支社)
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 JR東日本の高崎支社は5月27日、両毛線の前橋駅を「エコステ」モデル駅として整備すると発表した。2020年度のCO2排出量を約69t削減し、2016年度に比べて約24%減らせる見込み。5月から着工し、2020年3月に使用を開始する予定。

 「エコステ」とは、省エネや再生可能エネルギーなどの環境保全技術を導入するモデル駅。JR東日本では12例目となる。上りホーム南側外壁に太陽光パネルを設置し、発電した電力を自家消費する。太陽光パネルの容量およびメーカーは検討中。

 前橋市が国土交通省「水の郷百選」に認定されていることから、前橋駅を「水」に着目したエコステモデル駅として位置付け、同社初となる地下水を利用したヒートポンプ空調を導入する。地下水は、外気温に比べて年間を通じて温度が安定しているため、夏は冷房、冬は暖房の冷熱源(熱交換媒体)として利用できる。

 また、待合室天井に地下水を循環させることで放射熱を利用した冷暖房や、改札外コンコース「エコストリート」に豊富な地下水のシンボルとしてウォータースクリーンを設置する。このほかにも、トイレへの地下水利用、待合室などへのLED照明の採用といった省エネ技術、壁面緑化や再生ガラスの利用、エコ情報表示板などを整備する。

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