シャープ子会社、モンゴルに16MWのメガソーラー稼働

パネルはシャープ、パワコンはTMEIC製採用

2019/06/18 09:42
工藤宗介=技術ライター

 シャープエネルギーソリューション(大阪府八尾市)は6月13日、モンゴルのトゥブ県セルゲレン郡フーシック・フンディにメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設したと発表した。6月中旬に運転を開始する予定。

 現在建設中の「新ウランバートル国際空港」の南西約14kmに位置する。出力は約16.4MW。年間発電量は約2万3134MWhを見込み、約1万8438tのCO2削減効果を想定している。発電電力は、首都ウランバートルや開港後の新空港に供給される予定。

 太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。EPC(設計・調達・施工)は、シャープエネルギーソリューションが担当した。

モンゴルに建設したメガソーラー
(出所:シャープエネルギーソリューション)
クリックすると拡大した画像が開きます

 事業主体は、モンゴル現地の事業会社Tennun Genel Constructionになる。シャープエネルギーソリューションは、再生可能エネルギー事業を手掛けるタイSerm Sang Powerなどと共同でTennunに出資している。

 また同発電所は、環境省が実施する「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」に採択された。モンゴルでは、2030年までに発電電力量に対する再エネ構成比を30%に引き上げ、温室効果ガス排出量を、追加的な対策を講じなかった場合に比べて14%削減する目標を掲げている。

 シャープグループによるモンゴルでのメガソーラー事業は、今回で3件目となる。これまでの2件は、ダルハン市での約10MWの案件、ドルノゴビ県ザミンウード市での約16.5MWの案件となる(関連記事:モンゴルの太陽光プロジェクト、二国間クレジット制度を活用)。