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日向市の特高太陽光に見る、三菱UFJリース子会社の再エネ戦略 自社の「目利き」を磨き、事業領域拡大も模索 宮崎県日向市東郷町の山あいに、太陽光パネルの出力約30.5MW、連系出力が25MWのメガソーラーがある。タイのエンジニアリング会社であるTTCLグループが開発してきた案件を、三菱UFJリースの再エネ発電子会社であるMULエナジーインベストメントが着工時に買い取り、開発・運営している。 [2021年01月19日]
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悩みの「鉄粉」をスッキリ除去、岡山の工業地帯のミドルソーラー 汚れの度合いで溶剤と洗浄頻度を使い分け 前回、紹介した岡山県倉敷市の臨海工業地域にある、特別高圧送電線の「線下地」を活用した3カ所の太陽光発電所は、稼働後に1つの問題に直面した。 [2021年01月05日]
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特高送電線「線下地」のミドルソーラー、影や電磁誘導の影響は? 「防草シート+砕石」で、雑草の抑制に効果 岡山県倉敷市の臨海工業地域、中国電力の火力発電所にほど近い場所に3つの太陽光発電所がある。3カ所とも「線下地」を活用している点に特徴がある。線下地とは、送電線が空中を通っている真下の細長い土地で、遊休地になっていることも多い。 [2020年12月23日]
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稼働から約10年、雪国でも安定運用を続ける北陸電力のメガソーラー 変電所の仕様で設計、住宅に配慮し「真南向き」避ける 富山市の住宅地に囲まれた一角に、出力1MWの「富山太陽光発電所」がある。開発・運営しているのは、北陸電力である。2011年4月に商業運転を開始してから、約9年8カ月間を経過している。 [2020年12月15日]
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積雪地での「両面ガラス・両面発電」の効果は? 十勝の地場企業によるメガソーラー 太陽光パネルの交換で苦慮、除雪では新手法を積極的に導入 国内有数の農作・牧畜地域である北海道・十勝地域にある清水町に、太陽光パネルの出力が約1.39MW、連系出力が1.0MWのメガソーラーがある。 [2020年11月30日]
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積雪地でも設置角10度、富山の石油関連施設横にみるENEOSの太陽光 安全・保全を重視、EPCや発電設備は幅広く 富山湾を目の前に石油関連施設が並ぶ一角に、太陽光パネル出力が約2.8MW、連系出力が1.99MWのメガソーラーがある。 [2020年11月17日]
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大分の特高太陽光、大ガスが取得、「1GW」に向け着々 国産太陽光パネルの性能劣化は「7年で1%未満」 大分臨海工業地帯には、複数のメガソーラー(大規模太陽光発電所)が立地し、太陽光パネルの合計容量は150MWを超え、国内有数の太陽光発電所の集積地帯になっている。 [2020年11月10日]
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関空の土砂採取跡、公民連携による大和リースのメガソーラー 売電収入の3%は寄付、非化石証書で「RE100」にも寄与 和歌山県西部、海に近い山あいに太陽光パネルの出力が21MW、連系出力が17MWの「DREAM Solar 和歌山市」がある。2016年2月に売電を開始してから、4年半を経過した。 [2020年10月27日]
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津山市のオールジャパン太陽光、「運用」重視のタカラレーベン 不動産管理の除草ノウハウも持ち込む 岡山県の北部、津山市と鏡野町にまたがる場所に、連系出力が合計4.85MW、太陽光パネルの合計出力が約6.48MWの「LS岡山津山太陽光発電所」がある。 [2020年10月13日]
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火山灰は「水洗」極力避け、まず「吹き飛ばす」、鹿児島・垂水のメガソーラー 豪雨での土砂崩れ、イノシシの掘り込みも 鹿児島県垂水市にある「垂水高峠太陽光発電所」では、桜島の噴火に伴う火山灰が降り積もることがある。 [2020年09月29日]
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養鶏地帯に立地する垂水市のメガソーラー、「鶏に配慮も、恩恵も受ける」 調整池には鳥インフル対策、アクセス道は災害時に早期復旧 鹿児島県南部、錦江湾の東にある大隅半島に「高峠」と呼ばれる山地がある。垂水市(たるみず)に立地する。 [2020年09月15日]
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「刑務所」に隣接する湧水町のミドルソーラー、その利点は? 防犯上では有利も、雑草対策に試行錯誤 鹿児島県北部、宮崎県との県境に近い姶良郡湧水町中津川に、太陽光パネルの出力約864kW、連系出力675kWの「中津川太陽光発電所」がある。1MWに満たない高圧連系案件で、いわゆる「ミドルソーラー」と呼ばれる規模である。 [2020年09月01日]
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ヤギ7頭で除草、将来はチーズ製造も、長崎・柿泊町のメガソーラー 安全重視の管理を徹底、農業ビジネスとの連携も視野 長崎市柿泊町の山あいに、出力約1.9MWのメガソーラー「SOL de 長崎 柿泊」がある。この発電所では7頭のヤギが日々、雑草を食べている。 [2020年08月18日]
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雪国・秋田で稼働する「地域の、地域によるメガソーラー」 地域集落に除雪・除草を委託、積雪を克服し設備利用率13% 秋田市内を流れる岩見川は、市のシンボル大平山の裾野を源流とし、南西に下って一級河川の雄物川に合流して日本海に注ぐ。出力約1.6MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「大沢大規模太陽光発電所」は、岩見川の河川敷と農地に挟まれた細長い用地に位置する。 [2020年08月04日]
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「砕石」「段差のある場所」でもロボット除草機が活躍、「ヘビが減った」広島・大朝の太陽光 試行錯誤を重ねて軌道に、傾斜に強い機種も試す 広島県の大朝地域は、山県郡北広島町の北東にあり、島根県との県境に位置する。標高400m前後の平地部に豊かな自然が高原状に広がる。その大朝地域の一角に、太陽光パネルの出力が約1.0377MW、連系出力が980.0kWの「大朝太陽光発電所」が立地している。 [2020年07月28日]
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日本最大・260MWのメガソーラー、美作市に稼働 広大な残置森林で自然環境に配慮、稼働後に希少鳥類を確認 昨年12月、国内最大の設備規模となるメガソーラー(大規模太陽光発電所)が岡山県美作市に完成し、商業運転を開始した。出力約260MWに達する「パシフィコ・エナジー作東メガソーラー発電所」だ。 [2020年07月21日]
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自律走行型ロボット除草機を使いこなす、広島・竹原の太陽光発電所 工夫を重ねて使い方を模索、背の高い雑草が淘汰されて植生が変化 広島県竹原市は、同県の沿岸部のほぼ中央に位置する。瀬戸内海の豊かな自然と温暖な気候に恵まれている。その沿岸の一角に、「広島県栽培漁業センター」がある。 [2020年07月14日]
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雑草を「クルマで押し潰す」手法も、対策を模索する北海道浦幌町のメガソーラー 年ごとに対策を変え、今年は全面的に刈り込む 北海道十勝郡浦幌町に、太陽光パネルの出力約1.95MW、パワーコンディショナー(PCS)の出力1.75MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「PVNext EBH 浦幌第一発電所」がある。 [2020年06月30日]
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1つの池に2つの水上メガソーラー、高松市の「小田池」 11カ所の水上案件を事業化した太陽HD、アジア拠点の屋根上にも着手 香川県高松市にあるため池「小田池」で2019年12月、太陽光パネルの出力約2.845MW、連系出力1.99MWの「小田池水上太陽光発電所」が商業運転を開始した。 [2020年06月16日]
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長崎で地元企業が試行錯誤、30MW空港メガソーラーの4年 ドローンは朝6時まで、出力抑制は九電による制御が有利? 長崎空港は、世界初の海上空港として知られる。長崎県の中央部にある大村湾内に位置する。九州本土の大村側の海岸から約1km先にある箕島(みしま)に開発され、1975年に開業した。 [2020年06月02日]
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能登半島で複数の高圧メガソーラーを効率運営 インフラファンドに上場、集中立地でO&M効率向上 石川県能登町は、能登半島の先端近く、富山湾に面し、町域の約8割が緩やかな丘陵地となっている。「石川能登合鹿太陽光発電所」は、同町のほぼ中央、内陸部の林間にある。見上げるばかりのアレイ(太陽光パネルの設置単位)は、高さ約3m。それが、管路を挟んで南北に約30列、整然と並んでいる。 [2020年05月26日]
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柿畑跡などを活用、三重・多気町に集中立地で効率運営 分散型のリスクには、保安協会と相談して工夫 三重県の中部、多気郡多気町に、4カ所の高圧配電線に連系している太陽光発電所がある。いずれも近くにはあるが、個別に開発された発電所で、太陽光パネル出力は約670kW~約2800kWと幅広く、活用した土地も雑種地、休耕地、山林だった場所と個別に異なる。 [2020年05月19日]
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三重・南伊勢町のメガソーラー、固い岩盤に苦慮、8段の大面積アレイを採用できたワケ 休耕田や山林を地主が造成して活用 三重県度会郡南伊勢町神津佐(こんさ)に、2つのメガソーラーがある。 [2020年04月28日]
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自律走行型ロボットが「ルンバ」のように草刈り、26台が走り回る福島のメガソーラー 背の高い雑草が淘汰されて植生が変化、発電量も増加 福島県の平野部に、近隣で3カ所の太陽光発電所が点在している。3カ所を合わせた太陽光パネルの合計出力は合計約6.7MWになる。地元の企業が開発、運営している。 [2020年04月14日]
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自衛隊の演習場と隣り合う、佐賀・嬉野のメガソーラー 「出力制御ルール」の違いによる売電ロスの差が明確に 佐賀県嬉野市と長崎県東彼杵町(ひがしそのぎちょう)にまたがる場所に、大野原高原と呼ばれる広い草原がある。大野原高原の広さは約600ha、標高は400mを超える。この一角に、2カ所のメガソーラーがある。 [2020年03月31日]
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