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サルの群れが住みつきフン害も、関西の屋根上太陽光 エネテク 第62回 年次点検のために屋根の上に上がると、何かが動き回っていた。観察してみると、ニホンザルだった。動き回ったり、何かを食べたりしていた。サルは数十匹単位でおり、群れがそのまま、屋根上でくつろいで過ごしているようだった。 [2021年03月04日]
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水上太陽光で警報、原因は「ヌートリアがかじって短絡」 エネテク 第61回 思わぬ理由で、太陽光パネル同士を結ぶ電線が損傷していた例を取り上げる。農業用ため池を活用した水上型の太陽光発電所で、パワーコンディショナーが漏電を検出し、遠隔監視システムで警報が発せられた。 [2021年02月18日]
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ビスが電線を突き刺し、架台に漏電 エネテク 第60回 今回は、思わぬ理由で、太陽光パネル同士を結ぶ電線に穴があいていた例を取り上げる。幸いにも、漏電による事故などは起きていなかったが、電気的に危険な状態といえる。 [2021年02月04日]
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火災で停止した静岡県小山町のバイオマス発電、今夏に暫定再稼働へ 熱供給事業にも乗り出し、事業収支の改善を目指す 静岡県小山町が運営するバイオマス発電所「森の金太郎発電所」から火災が発生したのは2020年7月4日。町では火災以来、施設の稼働を停止し、廃止の可能性も含めて今後の在り方に関して有識者を含めた検討委員会で議論してきた。 [2021年01月28日]
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誘導雷で「まだら模様に過熱」、パネルと分散型パワコンを交換 エナジー・ソリューションズ 第5回 今回のシリーズでは、エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)が、ドローン(無人小型飛行体)による空撮を応用した太陽光パネルの点検サービスを担う中で対応してきたトラブル事例を取り上げる。同社は2010年に設立されたベンチャーで、IT関連のシステム開発やサービスを得意とする。ドローンによるパネル点検サービスでは、異常箇所の特定だけでなく、状況や原因、異常の深刻度の分析、対応に向けた助言まで迅速に... [2021年01月21日]
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「サル」に襲われストリング停止、分散型パワコンから電線を引き抜く エナジー・ソリューションズ 第4回 第4回では、予期しない理由でパワーコンディショナー(PCS)への送電が止まっていた例を取り上げる。 [2021年01月07日]
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ドローンで発見しやすい、コネクターの腐食や接続不良 エナジー・ソリューションズ 第3回 第3回では、太陽光パネル同士を接続するためのコネクターが外れていたり、腐食していたりした例を取り上げる。 [2020年12月24日]
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動物の「頭突き」、ガラスの割れ、クラスタ異常――バックシートの焦げの3大原因 エナジー・ソリューションズ 第2回 今回は、太陽光パネルのバックシートが焦げていた例を取り上げる。バックシートの焦げそのものは、ドローンで空撮した熱分布画像から発見できるものではない。セルやパネルの何らかの原因による過剰な発熱が発見され、その過熱している場所を目視で調べることで見つかる。 [2020年12月17日]
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「太陽光パネル約8000枚のうち、1500枚を交換」、ラミネート不良に起因 エナジー・ソリューションズ 第1回 今回から、エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)が、ドローンによる空撮を応用した太陽光パネルの点検サービスを担う中で発見してきたトラブル事例を取り上げる。 [2020年12月10日]
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野焼きのような白煙、原因は台風で引っ張られた電線のアーク エネテク 第59回 緊急時の駆け付けサービスで現地の太陽光発電所に点検担当者が向かったところ、発電所全体から白煙が立ち上っていたという、衝撃的な例を取り上げる。 [2020年11月26日]
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原因は「通信ケーブルの損傷」、小型パワコンが稼働を停止 エネテク 第58回 今回は、小型のパワーコンディショナー(PCS)が停止していた例を取り上げる。「直流の電気を交流に変える」、「交流に変えた電気を送る」といった、PCSの基本的な機能に不具合がなかったのにも関わらず、稼働を止めていた。 [2020年11月12日]
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配管に穴、中にはダンゴムシの巣、原因は「野焼き」 エネテク 第57回 電線をまとめて保護するための配管に穴が開き、配管の中にダンゴムシが棲み付いて、巣が作られていた。 [2020年10月29日]
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台風で法面が崩れ、電柱があわや倒れる寸前に エネテク 第56回 2019年秋に関東から東北にかけて上陸、通過した台風によって、発電所外の法面が崩れた。 [2020年10月15日]
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今夏も被災サイト相次ぐ、「メガソーラー保険」見直しも 「7月豪雨」で浸水や土砂崩れ、アレイが損壊 ここ数年、梅雨から台風の季節になると、日本列島は毎年のように激しい風雨に襲われ、河川の溢水や氾濫、土砂崩れなどの被害が発生している。今年の夏も、7月の全国的な大雨、そして9月初旬に九州に上陸した台風10号などで大小の被害が報告された。 [2020年10月08日]
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焦げて、大きく裂けた太陽光パネル、原因は「導通不良」と「影」 エネテク 第55回 焦げた上に、大きく裂けてしまった太陽光パネルの例を取り上げる。結晶シリコンとカバーガラスという硬い材料を貼り合わせてできている部分にもかかわらず、まるで障子を突き破ったように、裂けて大きな穴が空いている様子は、かなり衝撃的だ。 [2020年10月01日]
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あわや接続箱が発火! 「ゆるみ」が引き起こす過熱 エネテク 第54回 今回は、発火してもおかしくなかった状況まで過熱していた接続箱に関するトラブルを取り上げる。製造時の不良に加えて、太陽光発電所における設置環境の悪さも重なって生じたとみられる。 [2020年09月17日]
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雨が降ると稼働を止めるパワコン、「過敏な仕様」に起因 エネテク 第53回 今回は、雨が降ると頻繁に停止するパワーコンディショナー(PCS)に関するトラブルを紹介する。国内メーカー製の特定の機種で生じている。この機種は、いわゆる集中型のPCSとして広く採用されている。 [2020年09月03日]
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防草シートの下は「落とし穴」、浸食と沈下で基礎は「宙ぶらりん」 エネテク 第52回 雨水が繰り返し同じ場所を流れて地面を浸食することでできる、いわゆる「水みち」によるトラブルを紹介する。地面の土が雨水による侵食でなくなっていたのは、防草シートの下だった。 [2020年08月20日]
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竣工直後、パワコンから2日連続で出火、群馬県の特高メガソーラー 今年5月1日と2日の連日、群馬県内で稼働する、同じメガソーラー(大規模太陽光発電所)のパワーコンディショナー(PCS)から出火し、消防車が駆けつけて消し止めるという火災事故があった。 [2020年08月11日]
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筐体を開けると「アシナガバチの巣」、パネルの裏には「スズメバチの巣」 エネテク 第51回 発電設備の筐体の中に、大きなハチが巣を作っていた例を紹介する。スズメバチなどは夏に向けて大きな巣を作り、凶暴になってくる。夏から秋にかけてが、とくに注意が必要な時期になる。 [2020年07月30日]
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キュービクルに通電の初期不良、ずさんな製造が散見 エネテク 第50回 今回は、系統連系用の昇圧変圧器(キュービクル)に見つかった不良を紹介する。運転開始前の太陽光発電所における使用前自主点検をエネテクが受託し、現地での点検作業中に見つかった。かなり初歩的なレベルの初期不良だった。 [2020年07月16日]
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損壊した佐賀・白石町の水上メガソーラー、設計改善して復旧へ ケーブルの取り付け位置を内側にも分散化 昨年9月22日夜、台風17号が長崎県や佐賀県に来襲し、最大瞬間風速40m/s前後を記録する強風に見舞われた。この強風により、同県白石町で稼働していた水上メガソーラー「新拓溜池MS発電所」が大規模に損壊した。北側湖畔の岸辺にフロート架台が押し流されて、多くの架台とパネルが飛散した。 [2020年07月09日]
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「コロナ禍で集電箱が届かない!」、海外製から国内製に替えて稼働へ 海外調達リスクが顕在化、3カ月遅れで運転開始にめど 新型コロナウイルスの感染拡大による影響は、世界各地で様々な分野や産業に及んでいる。太陽光発電事業も例外ではなく、その影響は多岐に亘っている。 [2020年07月02日]
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「インフラ投資法人」「特定卸供給」のメガソーラーで盗難、発電量ゼロの影響は? みんな電力の再エネ100%電気で、リコーの御殿場事業所が活用 静岡県御前崎市にある太陽光パネルの出力約1098kW、連系出力が990kWのメガソーラーにおいて3月、電線が切られて盗まれる被害があった。 [2020年06月18日]
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長野・富士見町のメガソーラーで盗難、地域一丸の警戒態勢で復旧 半分のPCSの電線が盗まれ、1カ月弱で復旧、売電ロスは約400万円 長野県諏訪郡富士見町落合の工業用地に立地している連系出力1.990MW、太陽光パネル出力約2.360MWのメガソーラーで2月下旬、電線などが盗まれる被害を受けた。 [2020年06月04日]
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