2022年 9/12(月) |
危機時のリーダーシップ |
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2020年9月から第99代内閣総理大臣を務めた菅義偉衆議院議員。新型コロナウイルスの感染拡大という前例のない危機の中で、新型コロナワクチンの1日100万回接種や不妊治療の保険適用、2050年脱炭素社会実現の宣言など多くの政策を実現した。数々の政策を実現した菅前総理の取り組みから、リーダーに必要な前例打破の手法と心構えを学ぶ。
11/16(水) | 世界初の製品の生み出し方 |
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1着丸ごと縫い目のない形でニットウエアを編み上げるホールガーメント横編機を開発するなど、独自の製品で世界で高い評価を受ける島精機製作所。10代の頃から発明に熱中し、紀州のエジソンとも呼ばれた創業者、島正博会長の創造の源泉はどこにあるのか。島会長の歩みからその秘訣を学ぶ。
12/7(水) | 下請けからの脱却 |
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松山剛己社長が松山油脂に入社したときは大手の下請け企業だった。30年先、50年先を見据えて下請けからの脱却を考えるが、現場からは、「仕事をくれる委託先との信頼関係を壊すようなことをするなよ」と陰口をたたかれた。それでも小さな実績を積み重ね、社員の信頼を勝ち取り、自社ブランドを成功させた経緯は、事業承継や新規事業立ち上げに悩む経営者にとって大いに役立つはずだ。
2023年 1/23(月) |
異才はどう育てるのか |
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メジャーリーガーの大谷翔平選手・菊池雄星選手をはじめ数々の逸材を輩出する、岩手県花巻市の花巻東高校。硬式野球部の佐々木洋監督は野球界の常識を疑い、選手一人一人に合った独自の方法でイノベーターを育ててきた。個々の才能を見極め、伸びる方向に丁寧に導き、「人生の結果」を確実に出す。「才能を伸ばすのは難しいけれど、才能を潰すのはたやすい」―。大注目の指導者から異才の育て方を聞く。
3/10(金) | 1商品依存からの脱出 |
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平安伸銅工業の創業は1947年 。竹内香予子代表の祖父が銅の加工をする町工場として始まった。看板商品の突っ張り棒で競合との価格競争が進む中、竹内代表は今までと異なるテイストのDIYパーツブランド 「LABRICO(ラブリコ)」を開発。転職してきたばかりのデザイナーが果たした役割など、それまでの事業の延長線上にない商品開発の舞台裏は、あらゆる業種の経営者にとって参考になる内容だ。
5/23(火) | 経営学の先へ |
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IT関連機器メーカーとして1000億円を超える売上高に成長したエレコムは1986年に設立された。葉田順治会長は、ハードディスクやメモリ事業への進出で赤字に陥った後、マイケル・ポーター氏の『競争の戦略』を参考に赤字事業から撤退。その後も、様々な経営指標や経営学の知見への学びを欠かさない。これらはすべてに意味があるものの、付き合い方が難しく、中には指標や学説に縛られて、経営を悪い方向に導くケースもある。指標や学問の有効活用の実例を葉田会長に語ってもらう。
6/9(金) | 市場縮小に常に備える |
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アックスヤマザキは1946年に山﨑一史代表の祖父が創業した。当初は国内製造したミシンを輸出するモデル。その後、為替相場の変動などで立ちゆかなくなり、先代である父が「海外で生産して日本に輸入する」モデルに転換し無借金経営を実現した。こうした会社の歴史を背負い、環境変化や市場縮小に備えながらヒット商品を出していくのが山﨑代表の経営スタイルだ。規模を追求しない経営のモデルケースは多くの経営者の参考になる。
7/26(水) | 技術力の生かし方 |
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1958年設立の日本電鍍工業はめっきなど表面処理技術に強みを持つ。伊藤麻美社長は創業者である父親が死去した後も海外で自身のキャリアを築いていたが、日本からの1本の電話で会社が危機的な状況であることを知る。自分が立て直すしかないと30代前半で社長に就いた伊藤社長は赤字に転落した会社をどのように復活させたのか。