選手とのコミュニケーションを大切にする

林氏のトレーナーとしての普段の仕事は、ウォーミングアップの指示を出したり、ウエイトトレーニングのメニューをつくったり、ランニングを見守ったりということがメインになる。ほかにセーフティを担当し、選手の安全管理のための環境づくりも行う。

「選手のスプリントタイム、体重など様々な測定データがあり、すべて保存管理しています。R&Dグループがデータの分析を専門に担当し、タブレット端末で選手にデータを見せながら説明します。伸びているかいないかは、具体的な数値を見せた方が伝えやすいですね」

選手のコンディションのチェック、成長の度合いを判断するのにデータの活用は今や不可欠なものとなっている。

一軍のトレーナーとなって1年半ちょっと。林氏の願いは「選手がしっかりパフォーマンスを出せるトレーナーになること」。そのために、選手とのコミュニケーションをきちんと取るようにして、「選手が自分の体に合った情報を見つけて成長できるような説明の仕方を心がけている」と話す。

選手とのコミュニケーションを大切する林氏(写真:横浜DeNAベイスターズ)
選手とのコミュニケーションを大切する林氏(写真:横浜DeNAベイスターズ)

今後の夢、抱負は?

「チームの優勝をアシストできるようなトレーナーになりたいと思っています。ケガ人が出ないようにしたいですし、パフォーマンスの波ができるだけないようなサポートができたらいいと思っています」

最後に、女性だから有利だと感じたことは?と質問してみた。

「いろんな方に優しくしていただいていますが、有利だとはあまり感じていません。ベイスターズでも、他球団でも、次も女性を雇いたいと思ってもらえるような働きをしたいと思っています」