NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンは2019年12月7日、小中学生を対象にしたプログラミングコンテスト「第2回 NECレノボ キッズ・プログラミングコンテスト」の最終審査会と表彰式を東京・秋葉原で開催した。このコンテストは、ボード型の小型コンピューター「micro:bit」(マイクロビット)を活用した「モノづくり」が応募の条件。「自由部門」「課題解決部門」の2つの部門で募集した。
最終審査の対象は、両部門とも4人の小学生。登壇した小学生は、プレゼン資料をプロジェクターで映し出しながら、自分の作品の特徴や作品を作ったきっかけなどを紹介した。課題解決部門の1人は、録画したビデオでの参加となった。
自由部門の最優秀賞は、東京都の小学校4年生の松本遼馬さんが受賞した。受賞作品は、「りょうまのボクシングゲーム」。micro:bitを入れたグローブのパンチで画面上の相手を倒すゲームだ。
課題解決部門の最優秀賞は、千葉県の小学校6年生の近藤結実さんが受賞した。受賞作品は、1日に2回、自動で水槽にエサを落とす「メダカのためのえさやり機」。時計の短針に付けた磁石にmicro:bitが反応してモーターを動かし、エサを落とす仕組みだ。