高校生が自分たちの取り組みをプレゼン

 今回の企画の集大成として、2020年1月17日に生徒も参加する記者会見を開催した。会場は東京と鳥羽の2カ所。東京は日本橋にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」、鳥羽は鳥羽市立 海の博物館で開催した。両会場では、生徒自身も企画の内容についてプレゼンした。

鳥羽市長の中村欣一郎氏。「鳥羽は4百数十人と全国で最も多くの海女がいる町だが後継者不足に悩んでいる。今回の作品は、こうした地域課題の解決にも寄与できて大きな意義があると感じている」とあいさつした
三重県教育委員会教育長の廣田恵子氏。「大人と一緒に課題を見つけて解決策を考える授業が、全国や世界に情報発信できる作品を作るところまで来た。これがきっかけで、世界中の人に海女文化を知ってほしい」と語った
「鳥羽学」などを支援している「地域課題解決型キャリア教育モデル構築事業」について説明する三重県教育委員会事務局教育政策課長の上村和弘氏
地域をテーマに高校生が課題解決に取り組むことで、生きる力を育むことを目指している
鳥羽市企画財政課移住・定住係長の重見昌利氏が、「鳥羽学」の取り組みなどを紹介した
「鳥羽学」を後押しした鳥羽市の「鳥羽高校活性化支援事業」。ICT関連企業のサポートを受けて、高校生の地域学習を展開した
鳥羽学の「鳥羽なかまちコース」の2つのグループの活動内容
「石鏡町コース」の2つのグループの活動内容
VR映像企画の概要。鳥羽市地域おこし協力隊のメンバーで、海女としても働いている上田茉莉子さんが企画に協力した
VR映像制作班の4人の高校生が自分たちの活動内容をプレゼン資料にまとめた
東京では、木村神菜さん(左)と田畑朱音さんが発表
鳥羽では里中凛さんが発表した。両会場の様子をインターネットでお互いに中継した
VR制作では苦労した点もいろいろあった
活動を通じて海女や地元の「アワビ」などについて学んだ
プレゼンの最後に「海女文化の魅力をぜひ体験してください」とアピールした
東京会場では、田畑さんがゴーグルを装着して作品を紹介した
田畑さんがゴーグルで見た映像がスクリーンに映し出されている
上を見上げると、水中から海面を見上げた映像に
中村市長から協力企業に感謝状を贈呈。VR用のパソコンやゴーグルを寄贈した日本エイサーのマーコム&マーケティング部 部長の谷康司氏
アルファコード 代表取締役社長 CEOの水野拓宏氏
三重県立鳥羽高等学校教諭の黒田昌志氏。「1年間の授業の中で生徒たちが主体的に動けるようになるなど、大きく成長した。今後もこのような取り組みを続けていきたい」と話した
発表会が終わってリラックスした表情の高校生。右は鳥羽市地域おこし協力隊の上田茉莉子さん。VR映像にも海女として登場した