2020年1月初旬、米ラスベガスでデジタル関連の総合見本市「CES」が開催された。5GからAI、自動運転、ロボティックスといった先端分野から、広く身近な生活関連のコンシューマーIoT製品まで、未来を予感させる製品やサービスが会場を埋め尽くした。その中から注目すべきトピックをいくつか紹介しよう。(石井 智明=PCメディア編集部)

 向こう1年のテクノロジートレンドを展望する場として世界中から注目を集める「CES」。IT技術の広がりを受けて、電気自動車や自動運転技術に取り組む自動車関連メーカーなども出展するようになり、近年ますます規模が拡大している。

 今回はそうした傾向がさらに加速、日用消費財メーカー業界の巨人、米プロクター&ギャンブル(P&G)が2019年に続き大掛かりな記者会見を開くなど、日常生活へのIoTの普及を実感させるイベントとなった。会場では「Health & Wellness」「Sleep Tech」「Baby Tech」「Family Tech」といった目新しいカテゴリーに、大手からスタートアップまで多くの企業がブースを構え、来場者の関心を集めていた。

 CES全体では「5G」と「AI」をキーワードに掲げる発表や展示が目立ち、もはやあらゆるIoT関連製品やサービスが、この両者抜きには成り立たないという印象を受けた。

4400を超える出展企業と約17万人の参加者を集め、2万を超える未来の技術が披露された
CESの主催団体であるCTAが発表した業界予測。2020年以降、5G端末が急速に普及していくという