新型コロナウイルスの感染拡大リスクを抑えるための臨時休校が続く中、経済産業省は小中高校の児童・生徒や教職員が無償で利用できる教育サービスや製品を紹介するWebサイト「学びを止めない未来の教室」を開設した。

経産省が公開した「学びを止めない未来の教室」のWebサイト

 経済産業省では、2018年から新たな学習プログラムの開発・実証を行う「未来の教室」実証事業を進めている。学習の個別最適化や文理融合(STEAM)、社会課題解決を主なテーマとして、ICTやAIを活用した教育を開発・推進する「EdTech(エドテック)」により、効率的な知識習得と創造的な課題発見・解決能力育成を両立した新たな学習プログラムの開発・実証をしている。

 この「未来の教室」実証プロジェクトの進捗状況や、学校・学習塾・個人学習で使える国内・世界のEdTechの最新動向を情報発信するポータルサイト「未来の教室 〜learning innovation〜」の中に、新型コロナウイルスによる休校対策として「学びを止めない未来の教室」を開設した。

 新型コロナウイルスの感染拡大による一斉休校の要請で学校現場では混乱が起きたが、経産省教育産業室では「不慮の事態で学校が閉まったぐらいでは、子どもの学びが邪魔されない社会を創るチャンス」であり、自学自習の場として「学校が閉まっているからといって、学びを止めないで済む」社会の実現に向けた挑戦と、前向きに考えてほしいとしている。

 「学びを止めない未来の教室」では、それぞれの製品・サービスを児童・生徒に向けた「個人向けサービス」と、学校向けに提供する「学校向けサービス」、各種情報を集約した「まとめサイト」に分類して掲載している。

 もともと無料で提供されてきたサービスだけでなく、今回の新型コロナウイルスによる休校を機に期間限定で無償利用できるようにした有償サービスも紹介している。サービス内容や無料で利用できる期間などは一覧で掲載され、随時更新されている。