グーグルは2020年4月8日、新型コロナウイルス感染症の拡大で休校措置になった学校の教員を支援するため、遠隔授業に活用できる各種オンラインツールや情報を紹介するWebサイト「家から教えよう」(Teach From Home)を公開した。これまでとは違うやり方で教育を進めなくてはならなくなった教員が遠隔授業を行う上で参考になる情報やツールを紹介する。国連のユネスコ教育情報工学研究所の支援と協力を得て作成したもので、現在、日本語を含めて世界28カ国語で展開している。

「家から教えよう」では、遠隔授業に役立つツールを紹介する

遠隔授業ツールを紹介するWebサイト「家から教えよう」(Teach From Home)

 「家から教えよう」では、グーグルのツールを中心に、ビデオ通話やライブ配信機能を使って遠隔授業を行う方法や、「Google Classroom」で生徒とコミュニケーションをとるやり方、オンラインテストの作成方法、クラスのWebサイトの作成の仕方などを紹介している。

 例えば、自宅からビデオ通話やライブ配信で遠隔授業を実施する際の具体的な設定手順や、無線LANの電波が強い場所を探す、背景がすっきりとしていて、十分な自然光が差す場所で行う、というようなアドバイスを掲載している。また、生徒に授業への積極的な参加を促すために、生徒同士で使えるディスカッションボードやクラス用Webサイトを作成したり、オンラインテストを実施したりするアイデアも提案されている。

 各種ツールを試すには、無料で登録できる「G Suite for Education」にログインする必要がある。 GmailやGoogleドライブ、カレンダーなどの各種ツールが無料で利用でき、広告が表示されることもない。

 グーグルはこれまでにもG Suite for Educationを利用している教育機関を対象に、最大で 250人まで参加できて、レッスンの記録やライブ配信も可能なHangout Meetのビデオ通話機能を9月末まで無料で提供している。