音声SNSについては大手事業者も積極的だ。米Twitterは2020年12月、Twitterアプリ内で利用できる音声チャットルーム「Spaces」のベータ版をiOSで開始。Clubhouseと類似のサービスながら、絵文字で意思表示できるなど独自の機能がある。2021年3月にはClubhouseに先駆けてAndroidのベータ版を公開した。また2021年2月には、Facebookも音声コミュニケーション機能を追加実装するとの報道が流れた。

 ARアプリの「セカイカメラ」やスマートグラスの「Telepathy One」などを手掛けた井口尊仁氏も数年前から音声ソーシャルに注力しており、現在は「Dabel(ダベル)」を提供する(図2)。Dabelでは「ラウンジ」を作成して雑談を楽しむのがコンセプトで、日本語化されていることもありClubhouseよりも参加しやすいかもしれない。

図2 「Dabel」の画面イメージ。招待制ではなくすぐに参加可能。由来は日本語の「駄弁(だべ)る」から