デジタルカメラをWebカメラとして利用するメリットは(1)画質の良さと(2)調整の幅広さの2つ。撮像素子が大きく画素数も多いデジタルカメラの方が、内蔵カメラよりもノイズが少なく解像感の高い映像を撮影できる。絞りや露出をマニュアル設定して背景のぼけ具合や画面の明るさを調整することで、相手に与える印象を変えられる。さらに、レンズ交換やズーム調整でレンズの画角(撮影範囲)も調整できるので、背景の見せたくない部分を映らないようにしたり、大きなプレゼンテーション資料を画面内に収めたりといった調整ができる。

 手持ちのカメラにHDMI出力がある場合は、市販のHDMIキャプチャー製品を使ってWebカメラとして利用する方法もある(図2)。この場合、カメラ側で露出などの情報をHDMI映像に表示しない設定にしよう。

図2 通販サイトで2000 円前後から販売されているHDMIキャプチャー機器。HDMI 出力のあるカメラなら、こうした機器を経由してビデオ会議ソフトで利用できる
図2 通販サイトで2000 円前後から販売されているHDMIキャプチャー機器。HDMI 出力のあるカメラなら、こうした機器を経由してビデオ会議ソフトで利用できる
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 カメラメーカーが提供するドライバーソフトの中には、動作保証やサポートが受けられないベータ版も含まれる(図3)。「Zoom」や「Teams」などオンライン会議サービスの多くは専用アプリとWebアプリのどちらも用意している。ドライバーソフトが一方でうまく動作しなくても他方では問題なく動作する場合もあるので試してみよう。

●デジタルカメラをWebカメラとして利用できるドライバーソフト
●デジタルカメラをWebカメラとして利用できるドライバーソフト
図3 各社が提供するドライバーソフト。インストールするとオンライン会議ソフトのカメラ設定でデジタルカメラを選べるようになる。手持ちのカメラが使えるか事前に確認しよう
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