新型コロナウイルス対策にVRを活用
教育用途に仮想現実(VR)を活用する提案も目立った。授業の中でVRを利用することで、感染症対策にもなるという提案が多かった。例えば、ドローンで撮影した映像を基に作成した3D映像を利用した「3次元バーチャル修学旅行」。新型コロナウイルスによる感染拡大で修学旅行が中止になった小中学校や高等学校向けの提案だ。
GIGAスクール構想で児童・生徒に配布されたデジタル端末のセキュリティの確保は教育機関にとって大きな課題。セキュリティ関連製品の展示も多かった。レノボブースで展示されていた東芝インフラシステムズの「指紋認証USBドングル」は、パソコンにUSBドングルを挿すことで、ID・パスワードの代替として指紋認証を利用できるようにする。