Dynabookは2020年10月12日、GIGAスクール構想により導入が進んでいる「Microsoft 365 Education」のアカウント作成や管理などを支援する「dynaSchool Account Manager」の提供を開始した。年間利用ライセンスで、価格はオープン。

dynaSchool Account Managerの利用イメージ。アカウント管理のためにクラウド上の管理画面を操作する必要はなく、Excelの表形式のフォームに入力しいけばよい
出所:Dynabook

 Microsoft 365 Educationを自治体などの教育機関が学校に導入するには、アカウント作成や管理、クラス単位のグループ作成などの登録作業が必要になる。通常は、クラウド上の「Azure Active Directory管理センター」を使って児童・生徒の名前やアカウントを作成し、一人ひとりにライセンスを割り当てていく。こうした作業はIT活用に不慣れな教員などにとって大きな負担になっていた。

 dynaSchool Account Managerは、使い慣れたExcelの表形式のフォームに情報を入力していけば、Microsoft 365管理コンソールを使用することなく、ユーザーの作成、更新、削除まで一貫して行える。学校の設置者である教育委員会は、ユーザーアカウントなどを規定すれば、現場の学校ごとに教員や児童・生徒の情報を登録したり、変更・削除したりできるようになる。

 Microsoft 365 Educationの導入時だけでなく、毎年の進級によるクラス替えや児童・生徒の転校、教員の転勤など際も、スムーズに変更できるという。過去にクラスで使用していた学習データ(小学生なら1年生から6年生まで)を残した状態で運用することもでき、振り返り学習などにも活用できる。設定や操作方法などに不安を感じている学校や教育委員会に向けて、オプションで導入のヘルプデスクも提供する。

 Dynabookは、教育機関向け2in1 PC「dynabook K50」と「Microsoft 365 Education GIGA Promoライセンス」を組み合わせた基本パッケージを提供してきた。導入時のクラウド初期構築を代行する「dynabook GIGA構築支援メニュー」により、 GIGAスクール構想で必須のクラウドを活用した学習環境の構築も支援。初期導入時の児童・生徒のアカウント登録作業も代行している。 ただ、登録時だけでなく、毎年の進級対応やクラス替えの際にもアカウント作成・登録は必要で、学校現場でのアカウント管理や運用が簡単にできるようにすることが課題となっていた。