Windows 11では、設定関連の機能もいろいろと変化する。
まず、基本となる「設定」アプリのデザインが一新される(図1)。設定のカテゴリーが左側に常時表示され、各カテゴリーの設定項目は右側のメイン部分で指定する形式に変更となった。
カテゴリーには、「システム」「個人用設定」などWindows 10でおなじみの名称が並んでいる。設定項目もWindows 10に近いものが多いので、困ることは少なそうだ(図2)。ただし、Windows 11では「WindowsUpdate」が独立した項目となり、Windows 10では「更新とセキュリティ」で同カテゴリーだったセキュリティ関連項目は、新たに「プライバシーとセキュリティ」としてまとめられた(図3)。さらに、パソコンの初期化に関連する「回復」や「トラブルシューティング」が「システム」に移動するなど、かなり整理されている。
そのほか、Windows 10の「設定」にあったカテゴリーのうち、「電話」は「Bluetoothとデバイス」に、「検索」は「プライバシーとセキュリティ」にそれぞれ吸収され、カテゴリーは廃止されている。