ICT活用教育に関する総合展示会「第5回 関西教育ICT展」が2020年10月29日、30日の2日間、大阪市のインテックス大阪で開催された。教育関連の製品展示やセミナーで構成。延べ2930人が来場した。当初は2020年8月上旬の開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で、10月末の開催となった。

 展示会場では63の企業や団体が製品やサービスを紹介した。Dynabookは、「GIGAスクール構想」に対応したパソコンやサービスを中心に展示した。このうち、展示会で初めて披露したのが2020年10月12日に発表した「dynaSchool Account Manager」。GIGAスクール構想により導入が進んでいる「Microsoft 365 Education」のアカウント作成や管理などを支援するツールだ。

 Microsoft 365 Educationを自治体などの教育機関が学校に導入する際には、アカウント作成や管理、クラス単位のグループ作成などの登録作業が必要になる。dynaSchool Account Managerは、Excelの表形式のフォームに情報を入力して、ユーザーの作成、更新、削除などを実行できるので、アカウント管理の負荷を低減できるという。

「GIGAスクール構想」に対応したパソコンやサービスを中心に展示したDynabookのブース
「Microsoft 365 Education」のアカウント作成や管理などを支援するツールを初披露
オリジナルアプリを活用する小学校教員向けの研修プログラム
GIGAスクール構想向けの着脱式パソコン「dynabook K50」。乾電池式の廉価版のペンを2020年8月に発売した

 エルモは、同社の実物投影機や電子黒板を利用した「LIVE配信スタジオ」をブースに設置。こうした製品を組み合わせて、オンライン授業や双方向授業などを実現できることをアピールしていた。従来の教室やパソコン教室に機器を設置することで、同等の設備を学内に設けられるという。会場のスタジオで開催したセミナーの様子は実際に、オンライン会議サービスの「Zoom」を使ってネットで同時配信していた。

実物投影機や電子黒板を利用したエルモの「LIVE配信スタジオ」
スタジオで開催した東北大学大学院 情報科学研究科の堀田龍也教授のセミナー。オンライン会議サービスのZoomを使ってネットで同時配信していた
スタジオでは、エルモの4K対応実物投影機「L-12F」のカメラを前方に向けて撮影
スタジオの構成図。実物投影機で撮影した映像をパソコンに入力して、Zoomで配信する