大型プロジェクターを会場に持ち込んで設置

 「ぷらっと交響楽団」が「ふくまろ」と一緒にコンサートを開催するのは、2019年1月の東京・杉並に続いて2回目。前回は親子連れなど約400人が訪れ、大盛況となった。帯広での演奏では、前回とは違う苦労があったという。コンサートやとかちマルシェでの演奏では、FCCLのスタッフが技術サポートを担当した。

 関係者がもっとも苦労したのは、「ふくまろ」を投影する準備だ。杉並のコンサートでは、会場に大型プロジェクターが設置してあり、パソコンを接続するだけで容易に投影することができた。ところが、今回の会場には同様の設備がなく、スタッフが用意したプロジェクターを持ち込むことになった。設定したのはコンサート本番当日。開演前の数時間で、音声の接続や音量の設定、スクリーン位置の調整などを進めた。

大型プロジェクターを会場に持ち込んで設置した
ステージ後方のスクリーンに「ふくまろ」が登場する
パソコンのHDMI出力をプロジェクターに接続。ラックの下には予備のパソコンを準備した
調整室のプロジェクターからスクリーンに映像を投影した
客席からの見やすさや出演者との重なりに配慮して映像を投影する高さを調整
限られた時間で準備するために、リハーサルと並行して機材の作業を進めた

 さらに綱渡りだったのは翌日の「とかちマルシェ」での演奏だ。とかちマルシェの特設ステージでは、多くのアーティストが出演する。このため、15分間で前の出演者の撤収と次の出演者の準備を行う必要がある。特設ステージにはスクリーンの用意がないため、折りたたみ式のスクリーンを持ち込んで対応した。

とかちマルシェの演奏用に、会場に短焦点プロジェクターを持ち込んで設置した
特設ステージには組み立て式のスクリーンを設置した。風などでスクリーンが動かないように、演奏中はスタッフ2人が支えた
本番直前まで、「ふくまろ」とのやり取りをリハーサル
特設ステージの舞台裏。進行に合わせて、パソコンへの音声入力のレベルなどを調整した