2万通りの注文生産に対応

 米沢事業場は1984年以来、NECのノートパソコンの生産拠点として、重要な役割を果たしてきた。現在も、レノボ製品と同じ建屋の中で、NECブランドの法人向けモデル、個人向けのWeb注文商品を生産している。

 「米沢生産方式」と同社が呼ぶ体制のもと、2万通りのCTO対応能力と最短5営業日の出荷体制を備えており、今回のレノボ製デスクトップ製品もその恩恵を最大限得ることになる。

 熟練作業者(マイスター)の育成や、生産現場の気付きを製品にフィードバックするVOC(Voice of Customer)といった活動も盛んで、こうした「米沢方式」のトレーニングについては、中国レノボの工場で1万人が受講済みという。

ThinkCentreの生産ライン。1ライン5~6人程度から成るコンパクトな体制で、組み立てからチェック、梱包までをカバーする。2つのラインで1日当たり300~400台を生産可能
ThinkCentreの生産ライン。1ライン5~6人程度から成るコンパクトな体制で、組み立てからチェック、梱包までをカバーする。2つのラインで1日当たり300~400台を生産可能
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組み上がったばかりのThinkCentreの本体。約2カ月間のパイロット期間を経て、2020年2 月から本格的なカスタムモデルの出荷を開始する予定だ
組み上がったばかりのThinkCentreの本体。約2カ月間のパイロット期間を経て、2020年2 月から本格的なカスタムモデルの出荷を開始する予定だ
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「JAPAN MADE & SUPPORT」シールを手にするベネット社長。全ての米沢生産品にこのシールが貼られる
「JAPAN MADE & SUPPORT」シールを手にするベネット社長。全ての米沢生産品にこのシールが貼られる
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「ITシステムを最大限に生かしつつ、トヨタ生産方式を駆使して効率的に作る」と米沢事業場の強みを語る竹下氏
「ITシステムを最大限に生かしつつ、トヨタ生産方式を駆使して効率的に作る」と米沢事業場の強みを語る竹下氏
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