(出所:テスティー)
(出所:テスティー)

 学生時代のお小遣い稼ぎといえば、アルバイト。「高校生・大学生のアルバイトに関する調査※1」(テスティー、2022年1月)によると、アルバイトをしている高校生は42.8%、大学生は79.1%います。高校生は校則や部活によってアルバイトができない人もいるため、大学生よりも低めです。

※1 テスティー「高校生・大学生のアルバイトに関する調査」(https://lab.testee.co/part-time-job2022

 アルバイト探しには、もちろんネットが使われています。前述の調査では、アルバイト探しに利用した媒体の1位が「求人アプリ」(47.4%)、2位が「インターネット(求人サイト)」(34.0%)です。テレビのCMでも盛んにアルバイト探しのアプリやサイトが放送されていて、もはや当たり前の行動様式なのでしょう。

 利用しているのは、高校生、大学生とも「タウンワーク」「マイナビバイト」「バイトル」「Indeed」などのバイト探しアプリです。高校生の5位に「ハローワーク」が入っていますが、ハローワークは公式アプリを出していないため、ハローワークの求人情報を提供する非公式のアプリを指しているのかもしれません。

 アルバイト探しに利用した媒体の3位は「知人・友人の紹介」(23.2%)でした。スマホで常につながっている今なら、「俺のバ先(ばさき=アルバイト先)、バイト募集を始めるよ」とLINEやSNSで友人に伝えれば、すぐに人員が集まりそうです。

 アルバイトを病欠するときなど、先方に連絡をする機会もありますね。連絡方法の1位は、LINE(45.5%)です。私の娘もLINEでバイトリーダーと連絡し、その日に起きたトラブルなども報告していました。2位は電話(36.2%)。個人的につながらないようにしている勤務先もありそうですね。3位はメール(16.9%)でした。

初めてのアルバイトは?

 今の学生はどんなアルバイトをしているのでしょうか。1位は「飲食/フード」、2位は「接客/サービス」、3位は「その他」だそうです。さらに、初めてのアルバイトについての調査もありました。LINEリサーチによる「はじめてのバイトはなにをやった?※2」(2020年5月)によると、10代の初めてのアルバイトは男女とも「ファミレス・レストラン」、20代男性は「塾講師」、20代女性は「ファミレス・レストラン」が1位でした。「ファーストフード」や「コンビニ」がランクインしているのも若者っぽいですね。

※2 LINEリサーチ「はじめてのバイトはなにをやった?」(https://research-platform.line.me/archives/35229619.html

 一方、40代、50代を見てみると、女性はどちらも「ファミレス・レストラン」が1位ですが、男性は「工場や倉庫での軽作業」が1位となっていました。「工場や倉庫での軽作業」は、10代、20代の男性にもランクインしており、定番とも言える仕事ですね。また、40代、50代男性には「新聞配達」が、50代男女には「年賀状仕分け・配達」がランクインしており、時代を感じます。

 アルバイトを通じて学校以外の社会と触れ合い、お金を稼ぐ楽しさも知ることができます。コロナ禍で思うようにアルバイトができない学生もいるようですが、今の時代らしい働き方ができるとよいですね。

出典:日経パソコン、2022年4月11日号、同名コラムより
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。