仕事にプライベートに、スケジュールの管理は大切です。スマホの登場により、「紙の手帳」にするか、「アプリやサービス」にするか、選択肢が増えましたね。実際はどちらが多いのでしょうか。

 LINEリサーチの調査※1によると、15~59歳の男女全体では紙よりもデジタル派が若干多めとのこと。10代はデジタル派が最も多く、紙の手帳派が29%、デジタル派が45%となっています。年代が上がるにつれて紙の手帳派が増え、40代以上で逆転しています。

※1 LINEリサーチ「手帳やスケジュール帳、みんな使ってる?」(https://research-platform.line.me/archives/36943924.html

 理由については、デジタル派は「いつでもアクセスできる・すぐ見られるから」「入力や修正が簡単だから」、紙の手帳派は「使い慣れているから」「予定以外のメモも書き込めるから」が上位に挙がっています。どちらの言い分も納得しますが、10代にとってはデジタルの方が使い慣れていると感じるのでしょう。

 10代は大人ほどスケジュールを管理する必要がない印象を持つかもしれませんが、学校、部活、塾、アルバイト、友人との遊びなど、かなり忙しく過ごしています。マイナビティーンズラボが10代女子を対象に実施した調査※2によると、家族との予定やオタ活(好きな芸能人を応援する活動)もスケジュール管理しています。テストや受験に向けた勉強も計画が必要です。模試や資格試験など、忘れてはいけない予定がたくさんありますね。

※2 マイナビティーンズラボ「10代女子のスケジュール管理方法を調査!【使っているのはアプリ?手帳?】」(https://teenslab.mynavi.jp/column/research_schedule-management/

 マイナビティーンズラボの調査でも、手帳よりアプリを使っている人が多い結果になっています。では、実際にどんなアプリを使っているのでしょうか。

人気アプリは定番を好む

 1位はおなじみ「Google カレンダー」(グーグル)です。10代女子が......と意外に感じる人もいるかもしれませんね。色分けなど使い勝手が良く、パソコンからも利用できる点が支持されているのだと思います。学校が「Google Workspace for Education」を導入していることから利用している人も多そうです。

 2位は「TimeTree」(TimeTree)。TimeTreeは友達や家族とスケジュールを簡単に共有できるアプリです。個人のスケジュールを管理しつつ、家族や部活の仲間とスケジュールを共有したりしているのでしょう。

 3位は「シフトボード」(リクルート)です。アルバイトのシフトを入れておくと、毎月の給料を自動で計算する機能があります。交通費や深夜時給なども細かく設定できるとか。本調査は学生に限定しているため、収入を扶養内で抑えるため、便利に使っている学生が多そうです。

 一方、お気に入りの手帳にカラーペンを使って分かりやすく記入している10代女子もいます。紙であれば、余白にToDoも書き込めますしね。Instagramで「#スケジュール帳」を付けた投稿は13.9万件。もちろん中には大人もいますが、手帳の使いこなし方やお薦めのペンなどを投稿しています。

 また、アプリと手帳を併用している10代もいるとか。彼らが大人になったときにどんなスケジュール管理をするのか、興味津々です。

出典:日経パソコン、2021年6月28日号、同名コラムより
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