スマホが普及した今、ティーンから大人まで何らかのSNSを楽しんでいますよね。でも10代女子は大人のように交流を楽しむだけでなく、検索や閲覧で情報を得るツールとしてもフル活用しています。マイナビティーンズラボが2021年1月に発表した「10代女子における各SNSの使い分け・利用目的」を参照しながら、その実態を解説したいと思います。

※【4大SNSの役割を調査!】10代女子における各SNSの使い分け・利用目的とは?(https://teenslab.mynavi.jp/column/research_sns/

 本調査は、「Instagram」「Twitter」「YouTube」「TikTok」を4大SNSとし、「何の情報を得るためにどのサービスを使っているか」という観点で実施されています。そのためか、今回は家族や親しい友人との連絡ツールとして使われるLINEが含まれておらず、動画共有サイトとして扱われることが多いYouTubeが対象に入っています。

 さて、上記4つのSNSの中で、10代女子が最も活用しているサービスは何でしょうか。簡単だったかもしれませんね。Instagramです。

 Instagramは、映える画像を投稿するフィードに加えて、日常を投稿するストーリーズを拡充したことで、一気に若い層を獲得しました。10代女子はメッセージ機能もよく利用しており、どの利用率調査を見てもInstagramはここ数年で急上昇しています。

 調査によると、Instagramで「タレント・インフルエンサー」「スキンケア・メイク」「ファッション」「グルメ」の分野を検索すると答えた10代女子は50%以上。「時事性・ニュース性」の分野を検索する人も30%以上と、日常で知りたい情報はInstagramで調べている様子が分かります。利用しているタイミング別で見ても、入浴中を除いて、起きた後から寝る前まで全てInstagramがトップ。利用回数は5~20回が多く、1日に30分~2時間利用されているようです。この2項目においても、Instagramが最も多く、いかに浸透しているかが分かります。

YouTubeは学びの場

 ほかの3つに関しては、どのように使われているのでしょうか。リアルタイムのニュース取得には、Twitterを使う人が多いようです。Twitterは急上昇しているキーワードを「トレンド」として表示しているため、今この瞬間に話題になっていることを知ることができます。10代は複数アカウントを併用しているので、芸能人やタレントのニュースは主に「サブアカ」や「推し垢」(好きな人を応援するためのアカウント)で情報を得ています。

 また、主にエンタメ視聴に使われているYouTubeですが、10代女子は主に「スキンケア・メイク」の情報を得るために使っています。コスメに詳しいYouTuberたちが、美容商品のレビューやメイク方法を発信しているので、日々勉強しているのです。画像による解説よりも、どの色をどのくらい時間をかけて重ね塗りしているのかなど、動画には情報がいっぱいです。YouTubeの視聴は寝る前や入浴中が多く、ゆっくり動画を楽しめる時間に知りたいことを学んでいるようですね。

 TikTokに関しては、短い時間でトレンドを知ることができる場として活用されています。使用頻度などはそれほど高くありませんが、流行に敏感な10代女子には見逃せないサービスです。

出典:日経パソコン、2021年7月12日号、同名コラムより
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。