テレワークやオンライン授業のニーズが高まっている今、多くの人の支持を集めているのが米ズームコミュニケーションズの「Zoomミーティング」だ。テレビ電話のような感覚で、インターネットを介して遠方にいる人とも顔を見ながら会話できる。この連載では、書籍「テレワーク実践ガイド 完全版」の中から、Zoomミーティングを使ったビデオ会議の始め方や利用時のコツを解説する。
Zoomミーティングは、無料版だと3人以上の会議は最大40分間までという時間制限があるものの、必要な機能が揃っている。アカウント登録も主催者だけがすればよく、使い方が分かりやすいなど人気がある(図1)。
Zoomでビデオ会議を開催するには、主催者が「新規ミーティング」を作成してホストとなり、参加者に招待状を送付する。参加者は、その招待状に記載されたURLを開けばよい。ZoomミーティングはWebブラウザーからも利用できるが、アプリの方が動作は断然軽い。また、アカウントの登録完了時や招待状のURLを開くと、アプリのインストールを促す画面がいちいち開く。それが面倒なら、事前にインストールを済ませておこう。パソコンはWebページから(図2)、スマホやタブレットは各アプリストアで入手する(図3)。