テレワークやオンライン授業のニーズが高まっている今、多くの人の支持を集めているのが米ズームコミュニケーションズの「Zoomミーティング」だ。テレビ電話のような感覚で、インターネットを介して遠方にいる人とも顔を見ながら会話できる。この連載では、書籍「テレワーク実践ガイド 完全版」の中から、Zoomミーティングを使ったビデオ会議の始め方や利用時のコツを解説する。

 前回はZoomでミーティングを開催したり参加したりする方法を解説した。今回は、ビデオ会議に役立つ応用ワザをいくつか紹介しよう。

 ミーティングはWebカメラをオンにしない限り、音声のみでの参加となる。音声のみでもミーティングに参加できるが、表情を見て話した方がより会話を楽しめるので積極的にWebカメラをオンにしよう。Webカメラを使うには、「ビデオの開始」をクリックする(図1)。複数のWebカメラがあるパソコンだと、映像が映らないこともある。その場合は、ビデオのメニューを開き、利用するWebカメラを選ぶ。

図1 Webカメラを利用するには下部のメニューから「ビデオの開始」をクリックする。アイコンに斜線が ないときは配信中だ

自分の背景を「仮想背景」に差し替える

 散らかった部屋の状況などがWebカメラに映るのに抵抗があるなら、仮想背景(バーチャル背景)が便利。仮想背景は自動的に映像から人物のみを切り抜き、好みの画像や映像の背景と合成できる機能だ。Webカメラをオンにする前に、仮想背景の設定を済ませておこう(図2、図3)。この機能は「グリーンスクリーン」と呼ばれる無地一色の背景がなくても利用できる。

図2 部屋が散らかっているなどして映したくない場合は、仮想背景機能を使おう。ビデオのメニューを開き「仮想背景を選択してください」を選ぶ(1、2)
図3 「グリーンスクリーンがあります」のチェックを外し警告が出なければ、仮想背景機能を利用できる(1)。一覧から選ぶと背景が切り替わるので、プレビューで確認しておこう(2)。「+」で好みの画像も追加できる

 背景はあらかじめ用意された画像や映像以外に、自分好みの背景も自由に追加できる。ただし、仮想背景はパソコンの性能やWebカメラの仕様によっては利用できないこともある。Zoomミーティングの動作環境によると、1080pビデオで第6世代以上のIntel Core-i5、または第4世代以上のCore-i7以上(どちらも4コア以上)としている。