ラズパイとUSB接続したWindows PCの画面を操作できるトラックパッドを、5インチ液晶タッチパネルで製作しました(図1)。液晶画面を1本指でなぞるとマウス移動、1本指でタップするとクリック、2本指でタップすると右クリック、2本指で上下方向になぞるとスクロールを操作できます。液晶画面の下端に二つのスライダーを表示し、指先でスライダーを動かすことで画面の明るさと音量を調整できるようにしました。

図1 「Henry」の外観
図1 「Henry」の外観

 さらに、Windows PCに接続してあるキーボードの[Fn]キー(または[Alt]キー)を押すと、液晶タッチパネルの画面が4個のエリアに分割されて「C1」~「C4」までの4個のショートカットボタンが表示されます。よく使うアプリケーションの起動とひも付けておくことで、そのアプリケーションをトラックパッドからワンタッチで起動させられるようになります。

 ラズパイのOSは、Windowsのサービスと親和性の高い「Windows 10 IoT Core」を選択しました。Windows PCとラズパイはシリアルコンバーターを使って接続しています(図2)。3個のプログラム「IotTrackpad」「TDCTRL」「MouseCTRL」を開発してトラックパッドの動作を実現しました。

図2 システムの構成図
図2 システムの構成図
[画像のクリックで拡大表示]
【PR】ラズパイマガジン春号が好評発売中!
 ラズパイマガジン春号では、2021年11月に発表した「みんなのラズパイコンテスト2021」の全受賞作品を詳しく紹介しています。付録冊子では、2017~2020年のグランプリ作品の作り方を作者自身が解説します。

 特集1は「ラズパイ&Pico両方に対応 パーツ100種全部動かす!」。多様なセンサーやモーター、LED、小型ディスプレイなど、100種のパーツを、PCボード「ラズパイ」とマイコン「Pico」の両方で動かします。ラズパイとPico向けの接続図とサンプルプログラム付きです。

 ほかに、ラズパイにGPSをつないで地図に現在地を表示させたり、性能が5倍になった新機種ラズパイZero 2でAI画像認識を試すなど、盛りだくさんです!

ラズパイマガジン春号の購入は<<こちら!>>