ゴミの置き場を荒らすカラスを撃退するロボット「福ロボット」はイラストのアイデアによる受賞です(図1)。カラスの天敵であるフクロウの形をしたロボットをラズパイで作ります。

図1 フクロウ型のロボットがゴミ置き場を守る
図1 フクロウ型のロボットがゴミ置き場を守る
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 イラストでは大きく描かれていますが、本物のフクロウと同じ程度の大きさのロボットを想定しています。材質は発泡スチロールで、全身を羽で多い、本物らしくします。頭の部分は360度回転します。頭の内部にはスピーカーがあり、片目にはカメラ、もう片方の目にはレーザーポインターを取り付けます。体の部分にはラズパイを収納し、羽には広がる仕組みを持たせ、足はスプリング入りのゴム製で全体を支えます。

 福ロボットはゴミ置き場の周囲の塀の上に設置します。画像認識で黒い物体を見つけたらカラスと認識して威嚇音を出します。人や猫などを誤認識する可能性もあるため、弱めの威嚇音に切り替えてしばらく様子を見ます。それでも黒い物体が動かないようであればカラスと認識し、翼を広げながら強い威嚇音を出す、レーザーポインターから照射する、上下に動きながらさらに強い威嚇音を出す、と動きをエスカレートさせていきます。

 福田さんの家の前にはゴミ置き場があり、生ごみの日にはカラスが集まってきてしまうため、カラスの様子を観察し、対策をアイデアにまとめました。威嚇する鳴き方が数通りあるなど、フクロウについても研究し、アイデアに取り入れました。

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