「ソーシャル・ディスタンス時代のライブ・リアクションシステム」は、コロナ禍の下でもコンサートやライブ、講演会などのオンライン配信で聴衆のリアクションを、演者や登壇者にリモートから安全に伝えるためのシステムです。

 コンサートライトの色替え操作や上下に動かす制御には横河電機のリアルタイムOSコントローラー「e-RT3」を使っています(図1)。

図1 システムの全体写真
図1 システムの全体写真
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 出演者や登壇者にリアクションを送る場合は、配信会場にシステムを設置します。視聴者がTwitterで応援や反応のメッセージをツイートすると、システムがタイムラインの特定の文字を検出して、システムが備えるコンサートライトの色を変えたり、上下動をしたりします(図2)。

図2 登壇者にリアクションを送る
図2 登壇者にリアクションを送る
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 ライブDVDなどの動画を個人が視聴する際にも活躍します。ラズパイによる画像認識機能で動画に映っているキャストを判別し、キャストに応じたライトの色や上下動の変更が可能です。一人で動画を視聴していても一緒にライトを動かしてくれるので、自宅にいながらライブ会場の雰囲気を楽しめます。

 画像認識の速度向上やコンサートライトの振り方の充実などにまだ課題があるためアイデアとしての応募です。今後、改良を進める予定です。

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