Raspberry Pi ZeroとAWSを用いた定点観測カメラ管理システムです。開発したシステムを用いて会社のオフィス増床工事をの定点撮影を運用し、最終的にタイムラプス動画を作成しました。

 工事の現場での定点撮影カメラの運用は難しい点もいくつかありますが、ラズパイとAWSを組み合わせることで解決しました(図1)。

図1 システムの全体図。オフィスの工事の様子をAWS経由で自宅から確認できる
図1 システムの全体図。オフィスの工事の様子をAWS経由で自宅から確認できる
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 増床工事中は部屋全体が対象となっていたため、設置場所を必要としないラズパイZero WHとカメラで撮影をしました。cronにより3分に1回撮影します。定点観測の画像は点数が膨大になるため、ラズパイのmicroSDカードでは容量が足りません。工事期間中の急な電源消失などのトラブルも考えられるためオンラインストレージ上に格納する仕組みとしました。Wi-Fi経由でAmazon S3に都度撮影した画像をアップロードし、定期的にSlackにポストします。

 Slackにポストされた画像は社内メンバーが工事の様子を確認するのにも使いました(図2)。

図2 Slackで工事の進捗を確認できる
図2 Slackで工事の進捗を確認できる
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