古賀氏によると、教材の再生に「Flash」の再生環境が必要な点が課題になっている。これは、Webの再生環境としてFlashが終息傾向にあるほか、県職員の業務で利活用を推進しているタブレット端末ではFlashを視聴できないためだという。今後、HTML5への移行が必要だとの考えを示した。

 大学生協が主催していることもあり、大学生がICTの活用について議論したり、講演者に質問したりする姿も目立った。「ポスト『PC講座』を考える」というタイトルのワークショップには、九州の各大学の学生や大学生協職員などが参加。大学生協が新入生に提供しているパソコン講座の将来像について議論した。

大学生協が新入生に提供しているパソコン講座の将来像について議論したワークショップ。熊本大学教授システム学研究センターの北村士朗准教授がファシリテーターを務めた

 議論は、熊本大学の北村准教授がファシリテーターとなり、「VPC」(Value Proposition Canvas:価値提案キャンバス)という手法を使って行われた。VPCでは、市場のニーズに合わせたサービス・製品を検討するために、一枚のシートに要素を書き出しながら議論する。参加者はグループに分かれて、パソコン講座が提供できる「価値」や改善の方法などについて、話し合っていた。

参加者はグループに分かれて、「VPC」(Value Proposition Canvas:価値提案キャンバス)という手法で、パソコン講座の価値や学生のニーズを分析。パソコン講座の可能性や改善方法などについて議論した