アーテックのロボティストやレゴのMindstorms、WeDo 2.0とどう違うのですか。

 アーテックはKOOVの共同開発パートナーです。KOOVのブロックは、アーテックブロックそのものです。ただし、半透明の色や素材は変えています。電子基板やセンサー類、電池ボックス、コネクタ類などは、ロボティストがベースになっていますが、KOOVとしての新たなデザイン、形状になる予定です。これについては、ソニーのエンジニア、デザイナが取り組んでいます。

KOOVのプロトタイプ。製品版では、基板のケース(台座)や電池ブロック、センサーなどの形状は新たにデザインされたものに変更される
(写真提供:ソニー・グローバルエデュケーション)

 開発環境などのソフトウエアも一部独自のものになる予定です。特にブロックプログラミング環境については、ゼロから独自開発しています。Webブラウザの画面上でブロックを組み合わせてプログラミングできるツールを開発しており、iOSやAndroid、そしてPCで使えるようにします。

独自開発中のブロックプログラミング環境。Webブラウザ上でブロックを動かしてプログラミングができる

 操作はブロックで行えますが、コードについては中間言語を生成する仕組みになります。この中間言語からほかのプログラミング言語へ変換できるようにします。例えば、PythonやRuby、Goなどのテキスト・ファイルに変換できるようにしたい考えです。製品提供時に実現できるかどうかはまだ分かりませんが、かなり早い段階に実現するつもりです。