浮川:おっしゃるとおりです。でもいったん子どもたちに良いツールを与えれば、大人が思ってもいなかったような使い方をしてくれます。

 例えばこれは、小学校3年生が書いた絵です。小学校3年生でここまで書けるのか、と感心しました。

小学校3年生の児童の作品

 私は、子どもには、できるだけいろいろな機能を提供すべきだと思っています。「ここまで高度な機能を与えて大丈夫か」なんて考えず、どんどん提供したい。色鉛筆を10本配るのでなく、100本配るようなものです。それを使いこなせる子どもは、新しい世界を作り出します。

 だからこれからも、追加したい機能があればどんどん投入するつもりです。「多機能すぎて先生がついていけない」なんて反対されることもありますけど、それを理由にして子どもを縛らないでほしい、と思いますね。

手書きの地図や写真をレイアウト

山内:デジタルに関しては、子どもの方がどんどんやりますからね。子どもが自ら発見して、使いこなしていくというのは良いですね。

 それに、たとえ先生が知らない使い方を子どもが発見したとしても、良い先生は、発見した子どもから学べるんです。そして、それを楽しめるんですね。「すごいね! そんなことできるなんて、先生知らなかったよ」と子どもに言える、そんな先生が良い先生なんですよね。