プログラムとは、パソコンに対する命令を「プログラミング言語」と呼ばれる専用の言語で記述したものを指します。プログラムを作成することがプログラミングなら、プログラムを作成する人は「プログラマー」です。では、プログラムはどんなところで役に立っているのでしょうか?

 わかりやすい例を挙げましょう。パソコンやスマートフォンを動かす「ウィンドウズ」や「マックOS」「アンドロイド」といった「OS」もプログラムですし、ATMの管理システムもプログラムです。カーナビを動かしているのも、ゲーム機や家電を動かしているのも、すべてプログラムです。極端な話、「電気が通っていて、スイッチを押したり、触ったりすると何かが起こる」ものなら、ほとんどプログラムによって動いています。現代に生きる私たちの生活は、さまざまなプログラムによって支えられているといえるのです。

身近なデジタル機器や電化製品も例外なく「プログラム」で動いています。プログラムがなければパソコンもただの箱ですね
これがプログラムの正体。何が書いてあるのかというと、「パソコンへの命令」であり、上から順に実行される決まりがあります

たとえばこれだってプログラム

 身近なところにも「プログラム」はあります。たとえば運動会やコンサートのプログラムです。運動会やコンサートではプログラムに従い、定められた順序でイベントが実行されます。コンピューターのプログラムも基本は同じ。記述されている内容は「定められた順序で、定められた処理を実行せよ」という命令をパソコンに与えているのです。

運動会やコンサートのプログラムの作成も、本質的には「プログラミング」と同じものといえます

(文/海岡 史郎、後藤 宏 イラスト/朝倉千夏 編集協力/松林 弘治)