グーグルが運営する「Googleドライブ」は、無料で15GBまで利用できるのが魅力だ。Web検索と同じように、保存したファイルを探し出す検索機能も充実している。今回はGoogleドライブを、ファイルの保管庫として活用する方法を紹介する。

 オンラインストレージは、複数のサービスを併用しても構わない。無料で使う場合、1つのサービスでは保存容量が足りないときに、一部のファイルをほかのサービスに分けて保存するといった使い方も可能だ。そこで今回は、前回まで紹介してきた「OneDrive」とは別のオンラインストレージとして、グーグルが運営する「Googleドライブ」を紹介する。

保存容量は最大で15GB

 Googleドライブの一番の特徴は、無料で15GBもの容量を使えること(図1)。OneDriveは2015年末以降、5GBまでになり、もう一つの人気サービス「Dropbox」も2GBまでなので、大手の中ではGoogleドライブの無料分が最も大容量になる。

●Gmailなどを含めて15GBまで無料で使える
図1 「Googleドライブ」は、無料で使える標準的な容量が15GBもある。「OneDrive」の5GB、「Dropbox」の2GBと比べてはるかに大容量。ただし、グーグルが提供するWebサービスの「Gmail」や「Googleフォト」も共通で利用する

 OneDriveと併用する場合は、写真用や各種ファイルの長期保存用など、ファイルの種類や目的を明確にして使い分けるのがコツだ。

 ただし、無料分の15GBにはWebメールサービス「Gmail」の利用分も含まれる。既にGmailで5GBを消費していると、Googleドライブに保存できるのは10GBに減る。また、写真保存サービス「Googleフォト」で、オリジナルサイズのままの写真を保存した場合も、容量を消費する※。

※サイズが16Mピクセル以下の写真なら容量を消費せず、無制限で保存できる

 それでも、ほかのサービスより大容量なのは確かだ。加えて、Googleドライブならではの魅力がほかにもある。

 その最たるものが検索だ(図2)。Web検索で培った技術を用いて、文書内の語句はもちろん、写真内に写り込んだ語句までも認識。目的のファイルを瞬時に探し出せる。Webブラウザー上でOffice文書も作成可能。形式は独自のものだが、Microsoft Officeの文書ファイルも読み書きできるほか、図形や地図といった専用の描画機能も用意している。

●Googleドライブならではの検索機能や独自Officeも便利
図2 Googleドライブの特徴は検索機能。ファイル名やファイル内の文字はもちろん、写真内に写り込んだ文字なども認識して検索結果に反映する(左)。新規作成のほか、Word、Excel、PowerPointの文書ファイルを変換して編集できる、独自のOfficeソフト機能もある(中、右)