OneDriveやGoogleドライブとともに人気の高いオンラインストレージが「Dropbox」。パソコンとフォルダーを同期させる操作のシンプルさと使いやすさが人気の理由だ。今回は、Dropboxの便利な使い方を見ていこう。

 文書や写真、動画、音声などのファイルを、会社の同僚や友人、親兄弟などへ送りたいとき、オンラインストレージが大いに役立つ。オンラインストレージなら、アップロードしたファイルを、相手にダウンロードしてもらえばよい。メールにファイル添付して送るのと比べ、ファイルサイズを気にする必要はなく、メール受信時の負担もない。

 この連載では、これまでにOneDriveとGoogleドライブという2つのオンラインストレージを紹介してきた。今回はもう一つの人気サービス「Dropbox(ドロップボックス)」を例にして、ファイルの受け渡しでの便利機能を見ていこう。なお、いくつかの機能は、OneDriveやGoogleドライブにも似たものがある。

無料で保存できるのは2GBまで

 基本的な使い方はOneDriveやGoogleドライブと同様。専用アプリをパソコンにインストールして、パソコン内に同期フォルダーを作成する。注意したいのは、無料で利用できる容量が2GBと少ないこと。一定の条件で無料追加できる容量もあるが、いずれにせよほかよりは少ない。上限を超えると、同期がストップしてしまうので気を付けよう。

 まずは、Dropboxを使い始める手順を見ていこう。Webページから専用ソフトを入手(図1左上)。インストールを実行すると、同時にアカウントの作成またはログインを求めてくる(図1右上)。これでパソコン内にDropboxとの同期フォルダーが作られ(図1左下)、このフォルダーに保存したファイルが、Dropbox上にアップロードされる仕組みだ(図1右下)。

●Dropboxの同期フォルダーを作る
図1 まずはWebブラウザーでDropboxのサイトを開いて専用ソフトを入手(左上)。インストールしてアカウントを作成すれば作業は完了だ(右上)。作成された同期フォルダーにファイルを保存すると、Dropboxに転送される(左下、右下)

 Windowsタブレットや格安ノートなどで、内蔵ストレージの容量が少ない場合は、同期させるフォルダーを細かく選択する機能を利用しよう(図2左、中)。

●ストレージ容量を節約した使い方もできる
図2 「Dropbox」には同期するフォルダーを細かく選択できる機能がある(左)。Googleドライブでも同期するフォルダーは選べるが、Dropboxでは下層フォルダーの選択が可能だ(中)。従来のWindows用ソフトに加えて、同期フォルダーを作成しないWindows 10専用のユニバーサルアプリもある(右)

 Windows 10なら、同期フォルダーを作成しないユニバーサルアプリも利用できる(図2右)。このアプリはWindowsストアからインストールする。図1の専用ソフトは入れず、ユニバーサルアプリだけで使えば、ストレージ容量の節約になる。