画面●ブイキューブが買収するウィズラーン・テクノロジーズのWebサイト。eラーニングシステム「asknlearn」が主力製品

 Web会議システムなどを展開するブイキューブは2015年10月5日、子会社を通じて、シンガポールの教育プラットフォーム企業のウィズラーン・テクノロジーズ(Wizlearn Technologies)を買収すると発表した。

 10月中旬をめどに、2000万シンガポールドル(約16億8000万円)でウィズラーンの全株式を取得する。

 ウィズラーンはシンガポールで公立学校の5割以上を顧客として、クラウド型教育システム(eラーニングシステム)を提供している(画面)。企業研修用の教育システムにも注力しており、現地の企業・政府機関のほか、三井物産や三菱東京UFJ銀行などの日本企業への導入実績もある。

 ブイキューブは、ウィズラーン製品を日本や中国の学校や塾、通信教育事業者向けに展開し、教育ICT分野における事業拡大を図る。シンガポールに本拠を置くアジア企業にブイキューブ製品を拡販する狙いもある。

 買収資金は銀行融資で調達する。ウィズラーンは2015年3月期に円換算で3億円弱の税引後利益を出しており、同社のフリーキャッシュフローからの返済を計画している。ブイキューブの2015年12月期連結業績予想に与える影響については「精査中」としている。

ブイキューブの発表資料