そのほかKADOKAWAから書籍を出版している作家による小説創作授業や、ライトノベルやコミックの作家によるエンタテインメントを創作する授業などのネット課外授業などを提供予定である。地方自治体と提携した工芸や農業などの職業体験も用意する。また、年5日間のスクーリングや一部の課外授業では本校所在地の沖縄県の校舎のほか、カドカワ傘下のドワンゴが買収した専門学校運営のバンタンが持つ校舎なども活用する。

制服も用意、生徒全員にSlackやGitHubのアカウントも発行

 同校の授業料は、履修単位数によって異なるが、1年次が年間25万円、2年次および3年次は20万円程度としており(文部科学省の就学支援金を利用しない場合)、1単位当たりはおおよそ5000円。ネット課外授業は「原則無料」(川上氏)としている。なおスクーリングや職業体験など交通費や宿泊費などの実費は別途必要である。

 さらに同行は通信制高校ではあるが制服も用意しており(写真4)、各種イベントなどの参加機会時に着用できるようにする。一方、「デジタルネイティブ世代が夢見る、今のネット社会に対応した新しい高校」を掲げる同校らしく、生徒全員に電子メールアドレスはもちろん、チャットツール「Slack」、ソフトウエアの共有やバージョン管理などに用いるツールである「GitHub」のアカウントを発行し、コミュニケーションやレポート提出などに活用する予定である(写真5)。

写真4●ネットの高校ではあるが制服も用意している
写真5●生徒全員に「Slack」や「GitHub」のアカウントを発行予定
■変更履歴
当初、写真1の佐藤氏の名前を佐藤辰夫氏と記しておりましたが、正しくは佐藤辰男氏です。お詫びして訂正いたします。本文は修正済みです。[2015/10/15 13:00]