優秀賞は致遠館高校と小城高校、日本教育工学協会賞は伊万里特別支援学校、佐賀新聞社賞は多久高校の生徒に授与された。日経BP社賞は、机から転げ落ちない消しゴム作りに挑んだ鳥栖商業高校情報処理部のチーム(江崎紗彩さん、秋吉茉侑里さん、濱朱音さん、谷嶋美空さん)に贈賞した。プレゼンでは、ハッカソンを開催してアイデアを募ったり、3Dプリンターを使って試作したりする取り組みを紹介。完成した物は“転げ落ちやすい”消しゴムとなったというオチは、会場の笑いを誘った。

写真6●教職員による指導事例発表の模様。最優秀賞を獲得した佐賀西高校の松高和秀教諭による発表

 教職員による指導事例発表では、県内の審査を勝ち抜いた4人の教職員が登壇。電子黒板やタブレットPC向けに自作した独自教材を使って、算数・数学や社会、化学の教育を行う取り組みを紹介した。最優秀賞を獲得した発表は、佐賀西高校の松高和秀教諭によるものだ。松高教諭はこれまで161本のスライドを作成しており、今回は化学の実験の理解を促進するための動画教材を紹介した(写真6)。

 メイン会場に併設した体育館では、ICT機器やデジタル教材の展示会や模擬授業などが行われ、情報収集に熱心な教職員が集まった。なお、次回は2016年10月に、「佐賀県ICT利活用フェスタ」を開催する計画だ。全日本教育工学研究協議会の全国大会と併催する。