Wi-Fiで接続した複数のタブレットで画面を共有
東芝は、複数のタブレットをWi-Fiで接続して、画面の共有などができる学習システム「TruNote Classroom」を参考出展した。専用のサーバーなどが不要で、同一のアクセスポイントに接続したタブレットだけで利用できるのが特徴。製品化の時期は未定としている。同社は、タブレットのカメラで撮影した画像に、動画や画像などを簡単に埋め込めるアプリ「dynaSchool デジタルノート@クリエイターズ」も展示した。児童・生徒のノートをタブレットで撮影して、そこに動画や画像などを埋め込むといった使い方を想定。「アナログのノートとデジタルの表現力の融合で“考えをまとめる・編集する力”や“効果的に伝える・発表する力”を育める」という。
このほか、タブレットや電子黒板などで利用するデジタル教材の展示も多くあった。教科書会社などが参加してデジタル教科書の共通プラットフォームの開発などに取り組んでいるコンソーシアム「CoNETS(コネッツ)」のブースでは、各社のデジタル教科書を展示。会場では、識者によるミニセミナーも実施した。