国の施策の加速化や民間企業との連携を推進

 設立発表会では、文部科学省生涯学習政策局情報教育課長の磯寿生氏が、ICT活用教育に関連する国の取り組みについて説明した。文部科学省は2016年2月から7月にかけて、「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」を設置して、教育の情報化についての施策などについて検討。この結果を受けて、2016年7月29日に「教育の情報化加速化プラン」を公表している。磯課長は、授業・学習でのICT活用、情報セキュリティ対策、教員指導力の向上などの各分野について、工程表を示しながら加速化プランのポイントを解説した。

文部科学省生涯学習政策局情報教育課長の磯寿生氏は、ICT活用教育に関連する国の取り組みについて説明した
(発表資料より)
「教育の情報化加速化プラン」の工程表の一部
(発表資料より)

 発起人の一人である佐賀県多久市の横尾俊彦市長は、協議会の活動方針を説明した。横尾市長は、「自治体は教育環境のICT化の実現と人材育成が求められている。その実現には、教育委員会だけでなく、まちづくりに責任をもつ首長の役割が大きくなっている」と語り、今後は「国・文部科学省の施策を加速化させる連携活動」「産官学で自治体の『地域ぐるみの推進事例』を広く共有する活動」「自治体と民間企業の連携活動」を進めていく考えを披露した。また、「10月以降の秋に協議会の総会を開催したい」とした。

協議会の活動方針を説明した佐賀県多久市の横尾俊彦市長
会場では、小中一貫校のつくば市立春日学園義務教育学校の4年生と7年生が英語のプレゼンテーションを披露した