ICT(情報通信技術)を活用した教育に関する総合展示会「関西教育ICT展」が2016年8月4~5日、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された。展示とセミナーで構成した会場には、2日間で延べ約7000人が訪れた。これまでICT活用教育の総合展示会は東京が中心だったが、日本教育情報化振興会やテレビ大阪などの主催で今回大阪開催が実現した。

 会場では、125の企業や団体が、ICT活用教育のためのシステムや製品、教材などを展示した。ハードウエアや教材では、小中高等学校で導入が進むタブレット関連の製品が多く見られた。

 NECは、防塵防滴の機能を備えた保護カバーを装着した文教向けタブレットを展示会で初披露した。タブレットは、10.1型液晶の「VersaPro タイプVT(文教モデル)」と11.6型液晶の「VersaPro タイプVS(文教モデル)」の2種類。保護カバーは脱着可能なため、「長期利用で傷や汚れが付いても、カバー交換で新しい外観に再生できる」という。

 小学校で導入予定のプログラミング教育に関連した展示も盛んだった。富士通は、ブース内のコーナーで、ロボットを動かすプログラミングを体験するミニセミナーを開催した。

 また、会場内に4カ所のセミナールームを設けて、ICT活用教育の実践事例の紹介や識者による講演など、39のセミナーを開催した。次回の関西教育ICT展は、2017年8月3日、4日にインテックス大阪で開催する予定。

会場には125の企業や団体が出展し、2日間で延べ約1万500人が訪れた
防塵防滴の保護カバーを装着したNECの文教向けタブレット。傷や汚れが付いても、カバー交換で新しい外観に再生できる
保護カバーを装着したタブレットの背部。立て掛けて使うこともできる
日興通信のプロジェクションマッピングソフト「PROJECTION CANVAS」。一般のプロジェクターをつないで、プロジェクションマッピングを実現できる
富士通は、ロボットを動かすプログラミングを体験するミニセミナーを開催した
1人1台のタブレットを利用した教育について発表した広島市立藤の木小学校 島本圭子校長のセミナー
■変更履歴
記事公開当初、第1段落で「約1万500人が訪れた」としていたのは「約7000人が訪れた」の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2016/8/9 10:45]