採点結果や順位、解答、正答率を1枚のシートにまとめる

 進学研究会とソフトウエア・サイエンスは、個人成績表の作成機能を備える「デジタル採点システムSGS」を展示した。児童や生徒ごとに採点結果や順位、解答、問題ごとの正答率などを1枚のシートにまとめて印刷し、配布できる。作図問題の解答の上に正しい結果を重ねて表示し、採点しやすくする機能も備える。

「デジタル採点システムSGS」の個人成績表の例。採点結果や順位、解答、問題ごとの正答率などを1枚のシートにまとめられる
作図の答案の上に正解の図を重ねて表示する機能を備える。模範解答と重なれば、正解と判断できる
記述式解答の採点画面例。採点基準を事前に設定しておくことが可能

 スキャネットは、システムの基本利用料が無料のソリューション「デジらく採点」を出展した。採点用ソフトが無料の代わりに、同社が販売する専用のマークシート用紙を利用する必要がある。シート価格は種類によって異なり、A4で1000枚当たり税込1万5120円程度。スキャナーで取り込んだ解答は問題ごとに一覧表示し、まとめて採点が可能。手書き文字の認識にも対応しており、選択問題の場合には自動採点できる。

スキャネットの「デジらく採点」の専用解答シート。さまざまな種類の解答シートを用意している
記述問題の採点画面。模範解答と比較しながら、一覧表示した解答を採点できる
選択問題の場合は文字認識機能で自動採点できる。自動採点結果は目視で確認

 キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンITソリューションズが展示したのは、採点済みの解答用紙の点数を自動集計する「in Campus Scan」。スキャンした画像データから、手書きの学籍番号や点数を抽出して集計する。集計した点数は、Excelファイルでダウンロードできる。文字認識にディープラーニング(深層学習)を利用することで精度を高めたという。クラウド型のサービスのほか、大学向けには学内サーバーを使うオンプレミス型のサービスを用意した。価格は小・中・高等学校向けが1年間で税別50万円から、大学向けが同100万円から。

「in Campus Scan」のシステム。採点済みの解答用紙の点数を自動集計する
解答用紙は複合機などでまとめてスキャンする
自動で読み取った結果は一覧表示し、目視で確認