プログラミングの効果は他の教科にも波及する?

――プログラミングによる学習態度の変容は他の教科にも波及するものなのでしょうか

 はい、その通りです。プログラミングにより喚起された学びに対する意欲の向上、態度の向上は、ほかの教科にもあてはまります。プログラミングを通じて「学ぶことを学んだ」子どもたちが、プログラミングを離れても、物事に積極的に取り組むようになったり、試行錯誤するようになったりするというのは、日常的に見かけることです。

写真4●「プログラミングによる意欲の向上、態度の向上は、ほかの教科にもあてはまります」

 このためにも、繰り返しになりますが、プログラミング学習のあり方を考えるうえでは、その目的が大切です。目的の合意ができて初めて、「具体的に何をするか」についての議論が始まります。目的の合意形成なしでは話が進まないのです。

写真5●米MITメディアラボ教授のミッチェル・レズニック氏(右)、大島芳樹氏(中央)、阿部和広氏

(聞き手は田島 篤=出版局)