レズニック氏が来日へ、地域大会が日本初開催

 最終日の3日目には、コロラド大学助教 リカローズ・ロキ氏の司会のもと、「Growing Up with Scratch」というキーノートが実施され、“Scratchとともに育った”子どもたちの体験談が語られた(写真6)。

写真6●「Scratchとともに育った」子どもたちが自らの体験を紹介した

 大まかな内容は、小学生のころにScratchに出会い、コミュニティの支援を受けて作品づくりを楽しみ、今では自分がほかの人の手助けをする立場を務めているというもの。ここでも、「さまざまな人々が、さまざまな形で協力し合って、さまざまな作品をつくる」ことの面白さが繰り返し語られ、多様性を強く意識していることが感じられた。

 同カンファレンス最後のクロージング・セレモニーでは、Scratchのリージョナル・カンファレンス(地域大会)が日本で初開催されることが発表された(写真7)。「Scratch 2018 Tokyo」という名称で2018年10月20日(土)に都内で開催される。ミッチェル・レズニック教授も来日し、基調講演等を行う予定である。

写真7●レズニック教授による日本での地域大会開催の発表を受け、会場に挨拶する阿部和広氏