プログラミングの感覚を養う「ロボットごっこ」とは?

 政府が2020年をメドに初等中等教育から必修化する考えを示していることもあり、保護者からも注目されるプログラミング教育。なぜいま必要なのか。

 TGSのゲーム製作体験教室でワークショップを開催した、有限会社TRYANTSの社長でキッズプログラミングアカデミーの塾長、濱田勇氏に話を聞いた。

――今回ゲーム製作体験教室を開催した理由は?

 「私たちはファミリー向けのアプリを作っているゲーム製作会社なので、ゲームを通じて“プログラミングとは何か”という点にまずは興味を持ってほしいと考えています。(ゲームの製作を通じて)子供たちに成功体験もさせてあげたい。そうした思いから、ショッピングセンターなどでワークショップを行っています」

――なぜいまプログラミングを学習するべきなのか

 「プログラミング教育=コーディングスキルではありません。論理的思考力、問題解決能力、創造性を伸ばしていくこと、そしてそこで獲得した能力を他の科目や生活そのものに役立てていくためです」

――プログラミングを勉強したいと思ったらどこに行けばいいのか

 「プログラミングの塾もあります。ただ、子供に適性があるのか、どのようなことを学ぶのか、といった点に不安を感じられる方もいるのでは。手軽なのは、私たちをはじめ多くの団体がショッピングセンターやTGSのようなイベントで開催しているワークショップに参加することではないでしょうか。気になったら参加してみるのも一つの方法だと思います」

――ワークショップは何歳から参加できるのか

 「私たちのワークショップでは、最年少で4歳のお子さんが参加したケースもありますが、基本的に文字が読める小学生から中学生を対象にしています。不安な場合は開催されている団体に問い合わせるのが確実です」

――家でもできるトレーニング方法はあるか

 「子供たちに、ロボットになりきった保護者の方を言葉だけで操作してもらう、“ロボットごっこ”がおすすめです。例えば「お金をあげて」と指示しても、ロボットに扮した親は、お金を持った手を挙げるかもしれない。お金がどこにあるのか、あるいは誰にあげるのかわからない場合は、ロボットはエラーを起こしてしまいます。ロボットを思い通りに動かすには、(プログラミングでも必要な)正確で細かい指示が必要だということを学ぶきっかけになります。これは日常生活で人に頼みごとをするときにも応用できますね」

一般公開日2日目の24日(日)のタイムスケジュール

 一般公開日2日目の24日(日)もゲーム製作体験教室はファミリーゲームパーク内で開催される。タイムスケジュールは以下の通り。整理券は先着順でなくなる場合がある。

10:30~11:30 話題のマイコンボードmicro:bitを使ってみよう!
12:00~13:00 Pieceofcake!BASICでゲームをつくろう!
13:30~14:30 マインクラフトのMODを作ってみよう!
15:00~16:00 Pieceofcake!BASICでゲームをつくろう!

プログラムコードを入力してLEDを点灯させた