アイデア賞の二つ目は「猫識別装置」です。カメラをつないだラズパイを、家の玄関近くの低いテーブルの上に設置しておきます(図1)。家の中に入ろうと玄関に寄ってきた猫の顔を撮影し、目、鼻、口といった顔のパーツから「飼い猫」と「野良猫」を識別します。飼い猫であれば玄関のドアを開けて、家の中に入れるようにします。野良猫であれば玄関のドアは開けず、家の中には入れないようにします。

図1 「猫識別装置」の仕組み
猫の顔の特徴を捉えて飼い猫と野良猫を識別し、飼い猫ならドアが開き、野良猫ならドアが開かない(閉まる)。

 このアイデアを思い付いた背景には、野良猫が勝手に家に入ってきて、自宅の飼い猫のために用意しておいたキャットフードを盗み食いしたり、家の中を荒らしたりしてしまうことがありました(図2)。このことで母親が困っている姿を何度も見ていたため「何か自分でも助けてあげたい」と思ったことが、きっかけとなりました。具体的にどうすれば助けられるのかと考えたとき、「猫の目と口と鼻を識別して自動ドアで開いたりするればいいじゃないか」と、今回のアイデアを思い付いたわけです。

図2 「猫識別装置」のアイデアを思い付いた理由

 飼い猫の顔を識別できるように、飼い猫の顔の写真を大量に撮影し、データベース化します。注意点はラズパイをつないだカメラを、低すぎるテーブルには設置しないことです。猫がおもちゃにして撮影のポイントがずれてしまうためです。




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