図2、3のロボットは、適切な指導のもと、プログラムもハードウエアも実際に子供たちだけで作っています(受賞作品の概要は「[Rapiro賞]本当に歌って踊るアンドロイドと飼い犬を探すロボット」を参照)。キーボードを打つことすら初めての小学生であっても、ここまでできるようなるのがラズベリーパイの魅力ではないでしょうか。

図2●小学校5年生の子供が作った「本当に歌って踊るアンドロイド」
図3●小学校3年生の子供が作った「飼い犬を探すロボット」

製作するロボットの概要

 この記事は6回に分けて連載する予定です。新しい学びを無理なく段階的に進められるように、各回で特定のトピックについて掘り下げます。一つひとつがすべて、ロボットを製作するという共通の目標に向けてつながっています。各回で展開する個別の課題に取り組みながらも、大きな目的を見失わずに安心して読み進めてもらうためには、これから作ろうとしているロボットの全体的なイメージを持つことが大事です。

 図4、5、6の3体はロボットの完成形のサンプルです。この三つは見かけは異なりますが、きょう体が異なるだけで内部の基本構造は同じです。図4と図5のきょう体は、100円ショップで購入しました。図4はプラスチック製のゴミ箱、図5は木箱を利用しています。図6はネットで入手可能な工作キットだけで作成したもので、今回作成するロボットの基本形になります。

図4●100円ショップのゴミ箱で作ったロボット
図5●100円ショップの木箱で作ったロボット
図6●市販の工作キットで作ったロボット(今回作成するロボットの基本形)