画面中央のスクリプトエリアに表示されたサンプルプログラムの内容を見てみましょう(図24)。緑色の旗がクリックされるとプログラムが開始され、最初に「pin11highを送る」というブロックの実行後、続けて1秒間そのままの状態で待機しています。続けて「pin11lowを送る」というブロックが実行され、またすぐに2秒間そのままの状態で待機します。「ずっと」というプログラムブロックが、この一連の処理を取り囲み、同じ処理をずっと繰り返していることが分かります。

図24●blink11を開いたところ

 「pin11highを送る」を実行したことで、「pin11をhighにして」という命令が処理されます。「high」とは「高い」という意味ですが、ここでは電圧を高くする(3.3Vにする)という意味です。「pin11lowを送る」を実行すると、「pin11をlowにして」という命令が処理されます。「low」は「低い」という意味で、ここでは電圧を低くする(0Vにする)という意味なります。

 つまり、pin11の電圧が高く(3.3V)なったり低く(0V)になったりするのを繰り返すわけです。これはスイッチON/OFFを繰り返しているのと同じですから、それに呼応してLEDが光ったり消えたりするはずですね。

 早速、実際にやってみましょう。まず、先ほどまで1番ピンにつないでいた線を11番ピンに接続してください。そして、プログラムを実行…とすぐにやりたくなるのですが、はやる気持ちを抑えて、もう一度配線が間違えていないかどうかしっかり確認してください。

 プログラムはミスしてもラズベリーパイを壊すことはありませんが、各ピンはハードウエアと直結しているので、配線を誤るとボードから煙が出てラズベリーパイを壊してしまう可能性があります。ハードウエアをコントロールする場合は、扱いを間違えると取り返しがつかないことになりかねないので、十分に配線などをチェックしてからプログラムを実行してください。