Amazon.co.jpで「USB Wifi」というキーワードで検索すれば、いろいろな「無線LAN子機」がリストアップされます。基本的にはどれを使っても大丈夫なのですが、第1回で紹介したmicroSDカードと同様に、ラズベリーパイと相性が悪い製品も存在します。自分のラズベリーパイで動く実績があるかどうかをインターネットで調べてから購入した方が安全です。

 実績がある製品を複数見つけたら、できる限り消費電力が小さいものを選んでください。ラズベリーパイのボードから引き出せる消費電力には限界があるからです。

無線LAN子機の設定方法

図2●無線LAN子機の「GW-USNANO2A」

 図2は、プラネックスコミュニケーションズの無線LAN子機 (USBアダプター型)「GW-USNANO2A」で、消費電力は最大1.3Wです。他のメーカーで2.5~3Wのものと比較するとかなり低消費電力です。

図3●無線LAN子機を差してラズベリーパイを起動

 無線LAN子機をUSBポートに差し込んでラズベリーパイを起動します(図3)。Wi-Fiの設定方法ですが、最近大きく変わりました。ラズベリーパイの推奨OSである「Raspbian」の新しいバージョンがリリースされ、Wi-Fi設定ツールが更新されたためです(「Raspbian」をインストールするためのツール「NOOBS」の新バージョン1.4.1は2015年5月11日にリリースされています)。

 ここでは、今から新バージョンを使って作業する方と、旧バージョンのまま作業する方の手順をそれぞれ示します(Wi-Fi設定ツール以外、Raspbianの内容はほとんど同じです)。